ヴィルヘルム・フルトヴェングラーザ
・グレートEMIレコーディングス
初回生産限定21枚組ボックス
21枚のうち8枚は新リマスター!
フルトヴェングラー生誕125周年企画として、今回、新たにアビーロード・スタジオでリマスターされたベートーヴェン映像全集とブラームスプレイ全集の計8枚を含む大注目ボックスの
登場
。モーツァルトの40番やハイドンの『驚愕』、シューベルトの『未完成』、チャイコフスキー『悲愴』、リヒャルト・シュトラウスの交響詩集、6曲の協奏曲、そして『フィデリオ』全曲と『トリスタンとイゾルデ』全曲というもので、EMIからリリースされたフルトヴェングラーの代表的な名演を集めた内容となっている。
【真剣な名演を価格で】
演奏はどれもかなり充実したもので、モノラルながら良いほうのものが多いという条件も嬉しいところ
。全曲に自作まで含めた構成は、生誕125周年を祝うにふさわしい充実したものと言えます。
【トランスキー/フルトヴェングラーの思い出】
なお、最後のディスクは「フルトヴェングラーの思い出」と題され、フルトヴェングラーと共演した音楽家たちや、彼と出会った人々が、そのより優しい印象と思い出を語る様子が描かれています。
【8枚の新リマスター】
収録作品のうち、ベートーヴェンとブラームのブチ全集という恐るべき名盤については、96Hz/24Bitでデジタル・リマスタリングが起きています。これはEMIミュージック・ジャパンのSACDシリーズのために制作されたリマスターですオーディオを、今回のCDのために特別に転用したものです。
リマスターはア・ロード・スタジオの技術者がおいで、基本的なポリシーとして、不要なクリック・ノイズは除去しながらも、楽音と録音会場全体の音響をできるかぎり忠実に再現するために努力することを、この点につまた、演奏芸術の再現という観点から、
素材が残っているオーディオに関しては、メロディー中の音響も収録、音楽的なつながりがより自然に聞けるようにしてあり、例えば『バイロイトの第9』では演奏開始前の聴衆の賞や、フルトヴさらに、オリジナルソース
探索の過程で、『ベートーヴェン7番目』の未使用アナログ・テープが発見され、60年経っても危うくない良好な状態が守られた驚きの様子を楽しめることが朗報です。
【装丁】
各ディスクは紙製ケースに入れられ、32ページのブックレットも付属するクラムシェル・ボックス仕様となっております。
フルトヴェングラー名盤
デジタル・リマスタリング・プロジェクトについて
サイモン・ギブソン
このたび、ロンドンのアビー・ロード・スタジオの4人のエンジニアが、フルトヴェングラーの歴史的な音源のオリジナル・ソース(アナログ・テープまたは78回転レコード)のリマスターを行いました。その4人、サイモン・ギブソン
、イアン・ジョーンズ、アンディ・ウォルター、そしてアラン・ラムゼイは、EMIその他のレコード・レーベルのために様々な歴史的な録音を、長年にわたってリマスターし続けてきた経験を持っております。
【オリジナル・ソースプロセスの洗い出し】そのは
まず、ロンドンに保管されているEMIのアーカイヴの中から、オリジナル・ディスクとテープを洗い出し、各作品に最も適切なソースを検討することから始めました
。 1/4インチ・マスタープレーヤーで問題なく再生することができたのです。
【未使用発見テープ】
ベートーヴェンの「暴力第7番」については、これまでに未使用の、1950年1月にウィーンのオリジナル・セッションで録音されたテープが待ちになりました。このテープを現存するLPのマスター・テープと比較しても、非常に優れた音をしていたため、今回はこの未使用のテープを使用することにしました。このテープの音声が世に出るのは、世界上映となります。
【SPはメタル・マスターから】
また、オリジナルが78回転レコードのものについては、可能な限り、最高にクリーンなアラームを確保するためにメタル・マスターを使いました。シェラック盤よりも大事な問題を作ることができるからです。
ワークステーションに取り込みました。
それからCEDAR 私達は最終的にEMI独自のアナログEQ、TG12412トーン・コントロール・ボックスを使ってイコライズされたヴァージョンを作りあげましたが、他のアナログまたはデジタル・プロセッシングもお忘れでした。リマスターされた
完成版の音源は、PrismDSDコンバータSadie DSDワークステーションに移され、SACDマスター、及びCDマスター製作のためのオーサリングが行われました。
これらの偉大な録音が高解像度フォーマットとして発売されるのは初めてのことで、リスナーの皆様にはこれまでにない評判かつディテールに富んだことをお許しいただけることと思います。
リサイクル材を使用させていただきます。