清時代の古端渓硯でございます。唐木(木箱)に端州名硯の文字加工がございます。
硯本体は100年以上前のアンティーク品ですが、唐木は現代に加工されたものになります。
※清時代の硯は、日本渡来後に所蔵者が内容を分かりやすくするために箱を新調することが多く、よくある流通パターンのものです。素性のはっきりした安心感のあるお品物です。
【商品サイズ(最大幅)】
◯硯本体 : 全長約20.3 × 幅約18 × 厚さ約4.7cm
◯硯縁内部 : 全長約15.5 × 幅約13 × 丘全長約11.5 cm
◯唐木 : 全長約22.3 × 幅約18.7 × 厚さ(蓋をした状態)約7cm
◯重さ : 約1,977g
半切〜全紙向けの中型硯です。
石肌が非常に細かく均一で粗さがなく、墨堂の当たりが柔らかいので墨の走りが一定です。
水や墨が自然と中央(墨堂)に集まるよう、丘はやや傾斜になっており、使い手のことを考えて作られた実用面でも評価の高い一品です。そのため初心者の方でも扱いやすく、特に卓上常用に最適です。
水墨ですと淡〜中濃色向けのお品物となっています。
【状態】
◯全体的に使用にともなう細かなスレや墨が付着しています。また、墨汚れにともない墨池に色むらが見受けられます。
◯唐木全体に傷やひび、汚れ、漆塗りが薄くなっている箇所あり。底面に関しては漆塗りの加工がされておりません(写真10枚目参照)。
◯洗った際に一度シールを剥がし、再度貼り付けております。そのため粘着が弱まっております。
◯硯側面左上あたりに切れ目のようなものがございます(写真7枚目参照)が、元からあった石の層理が露出したものです。明代〜清代の端渓硯に見られる加工の荒さを感じる生石感の残った職人による作りをお楽しみください。
彫琢として龍と瑞雲の雲海、瓢箪の組み合わせの石彫が施されており、幸運、金運を溜め込むという意味で非常に縁起のいいデザインとなっております。
特に当硯では石眼が宝珠に見立てられており、龍が宝珠を追いかけている構図は、古来より皇帝の権威の象徴の他、願いを叶えるという吉祥や繁栄の意味も併せ持つ非常に格式の高い図案です。
石紋として大小の有芯・無芯の石眼が表裏に品よく散らばり、裏には眼柱もございます。
石眼が出ている硯材は希少で、中でも麻子坑で石眼が出るのは極めて珍しいです。
石眼の他に、冰紋状の石脈も表裏ともに複数見受けられます。
【出品に関して】
当方、での出品は始めたばかりですが、他サイトにて多数売買経験がございます。商品の機能や専門的知識などの詳細なご質問にはお答えできない場合もあるかもしれませんが、可能な限りご質問には迅速に回答し、誠実に対応いたします。
【発送】
破損のないよう厳重に梱包し、ゆうパック100cmサイズにて発送いたします。尚、一部梱包資材に中古のものを使用させていただきます。予めご了承ください。
【注意事項】
◯端渓硯は天然石製品のため、石紋・色味・質感などに個体差がございます。
特性をご理解いただける方のみ、ご入札をお願いいたします。状態について気になる点があれば、入札前にどうぞお気軽にご質問ください。※落札後の質問はお受けいたしかねます。また、その結果としての落札者放棄はご遠慮ください。
◯落札後のキャンセルはご遠慮いただきますようお願いいたします。
気になる点は事前にご質問いただければ、できる限り丁寧にお答えいたします。
◯商品状態については、できる限り詳しく記載しております。
落札前に写真・説明文をよくご確認いただけますと幸いです。
◯商品は撮影時の光の当たり具合により、実際の色味と多少異なる場合がございます。
実物の状態は写真を優先とさせていただきます。
◯傷やスレにつきましては、可能な限り写真にて詳細を掲載しております。中古品であることをご理解のうえ、ご入札をお願いします。