
【詳細】
初版set ボクラノSF 筒井康隆/小松左京/北野勇作/フレドリック・ブラウン/佐藤哲也 福音館書店刊
筒井康隆 秒読み イラスト 加藤伸吉 2009年2月25日初版 福音館書店発行
小松左京 すぺるむ・さぴえんすの冒険 2009年11月20日初版 福音館書店発行 帯付
北野勇作 どろんころんど 2010年8月10日初版 福音館書店発行
フレドリック・ブラウン 闘技場 2009年2月25日初版 福音館書店発行 帯付
佐藤哲也 シンドローム 2015年1月15日初版 福音館書店発行
筒井康隆 秒読み
軍の徹夜勤務を終えた男は、いつものようにシャワーを浴びて帰宅しようとしていました。同僚のモーリスとエレベーター・ホールで話した内容が男の記憶を思い出させました。そして核ミサイル発射のカウントダウンが、今まさに始まろうとするその瞬間、男の意識は、40年の時を遡ったのです。表題作「秒読み」ほか、筒井康隆さんの精髄14作品を収めた傑作集です。
イラストレーション:加藤伸吉
収録作品
到着 マグロマル お助け 駝鳥 蟹甲癬 時越半四郎 バブリング創世記 睡魔のいる夏 笑うな 走る取的 遠い座敷 関節話法 秒読み 熊の木本線
小松左京 すぺるむ・さぴえんすの冒険 イラスト 杉山実
「お前を人類の中からただ一人えらんで、宇宙の一切の秘密と真理を教えよう。その代償に、こちらは二百二十億の全人類の命をうばう……」ノアの箱船や杜子春をモチーフに、人類の破滅そして再生を描く表題作『すぺるむ・さぴえんすの冒険』のほか、宇宙創造の神秘に迫る『結晶星団』など、もしかしたら、ありえたかもしれないもう一つの世界の可能性についての、巨人小松左京による壮大な問いかけ全6篇を収録。脳のふるえがとまらなくなる、傑作集。 解説:山本弘
収録作品 「夜が明けたら」 「お召し」 「すぺるむ・さぴえんすの冒険」 「牛の首」 「お糸」 「結晶星団」
イラストレーション:杉山実
北野勇作 どろんころんど
アンドロイドのアリスが長い休止状態からから目覚めると、そこにはどこまでも広がる泥の海があり、あれだけ大勢いたはずのヒトは姿を消していた。アリスの「仕事」は人間相手に商品説明をすること。その「仕事」を全うするため、商品である亀型ロボット、万年1号をお供に、消えたヒトを探して、どろんこの世界を行く。その道中、次々に起こる奇妙なできごとにアリスの優秀な電子頭脳もパンク寸前。果たして二体(ふたり)の旅の行きつく先は?そしてヒトはどこに消えたのか?けったいな、だけどもどこかやさしいヒトと世界についての物語。
イラストレーション:鈴木志保
フレドリック・ブラウン 闘技場
宇宙に行ったねずみと孤独な科学者のちょっと切ない物語「星ねずみ」ほか、人類の命運をかけ、たった一人で戦う男の話、表題作「闘技場」など、短篇の名手ブラウンによる「すこし・ふしぎ」な14のお話をお届けします。
イラストレーション:島田虎之介 訳 星新一
佐藤哲也 シンドローム
八幡山に落下し、深く巨大な穴を残して消えた謎の火球。ほどなくして、ぼくの住む町のあちこちで、大規模な陥没が起こる。破滅の気配がする。それでもぼくは、中間試験のことが、そして、久保田との距離が気になって仕方がない。ゆるやかに彼女と距離を縮めながら、この状況を制御し、迷妄を乗りこなそうとしている。静かに迫る危機を前に、高校生のぼくが送る日々を圧倒的なリアリティで描く、未だかつてない青春小説。
イラストレーション:西村ツチカ
筒井康隆
1934年大阪市生れ。同志社大学卒。1960年、弟3人とSF誌NULLを創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められお助けが宝石に掲載。1965年東海道戦争を刊行。1981年、虚人たちで泉鏡花文学賞、1987年夢の木坂分岐点で谷崎潤一郎賞、1989年ヨッパ谷への降下で川端康成文学賞、1992年朝のガスパールで日本SF大賞を受賞。1997年パゾリーニ賞受賞。『家族八景』『邪眼鳥』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』など著書多数。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。2000年わたしのグランパで読売文学賞を受賞
小松左京
1931年大阪生まれ。京都大学文学部卒業。星新一、筒井康隆とともに「御三家」と呼ばれる、日本を代表するSF作家
北野勇作
1962年生まれ。1992年に『昔、火星のあった場所』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞し、デビュー。同年、落語台本「天動説」で第1回桂雀三郎新作落語“やぐら杯”最優秀賞受賞。2001年、『かめくん』で日本SF大賞を受賞
フレドリック・ブラウン
アメリカ合衆国オハイオ州シンシナティ生まれの小説家、SF作家、推理作家。フレデリック・ブラウンとも呼ばれるが、本人は好まなかった。 ユーモアあふれるショートショート作品で知られており、巧妙なプロットと驚くような結末が特徴である。ユーモアやポストモダン的作風は長編にも現れている。
佐藤哲也
静岡県浜松市生まれ。成城大学法学部法律学科卒。コンピュータ・ソフトウエア会社に勤務の後、1993年に第5回日本ファンタジーノベル大賞受賞作品『イラハイ』でデビュー。
【状態】
経年劣化により若干の焼け、カバーにスレ、傷、フチヨレは御座いますが、概ね良好です。
※フレドリック・ブラウン 闘技場のカバー袖に若干反りが御座います。