シカゴ・アンダーグラウンド・デュオは、コルネット奏者ロバート・マズレックが率いる大規模なフリー・バップ・アンサンブル、シカゴ・アンダーグラウンド・オーケストラから直接派生したグループである。マズレックとパーカッショニストのチャド・テイラーはともに伝統的なジャズバックグラウンドを持つが、『12 Degrees of Freedom』では即興音楽の極限領域を探求している。トランペッター、ドン・チェリーとドラマー、エディ・ブラックウェルの不朽のデュオを彷彿とさせる彼らのサウンドは、直感的な相互作用と音楽的なアクロバットで成功を収める、共感力豊かな二人組である。作曲「January 15th」は、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの有名な「I Have A Dream」スピーチをバックにテイラーがソロを奏でるところから始まり、その後ドラムとコルネットによるジェットコースターのような展開へと落ち着く。ギタリストのジェフ・パーカーが 3 曲に参加し、マズレックはピアノを、テイラーはビブラフォンを演奏している。非常に堅実で楽しい作品である。--ミッチ・マイヤーズ