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廃盤となってしまったMartinのヴィンテージシリーズの中でも抱えやすいボディサイズでマホガニーの暖かい音色が素敵な00-18Vです。
中古市場でも人気がありますが、D-28VやD-18V等のメジャーなモデルに比べ本数があまり多くないので販売され始めてもすぐに売れてしまう事が多いモデルです。
製造は2013年です。
トップ材はシトカスプルース
サイド&バック材は、マホガニー
指板材はエボニーです。
2003年よりMartin社は今までネック材をマホガニーと表記していたのをセレクトハードウッドに変更しました。
これによって現在はネック材はマホガニーが使われている物と、その他の木材が使われている物があります。
こちらの個体はMartin社にスペック表を取寄せた所、ネック材にマホガニーが使われている事がわかりました。
6、7枚目の画像にスペック表を載せていますのでご覧ください。
ブレーシングはスキャロップドなので軽く弾いただけでかなりよく響きます。
サイド&バックがマホガニーなので中低音がよく出ますがMartin特有の鈴鳴りと言われる煌びやかさも持ちあわせています。
ボディサイズはダブルオーと、D-18より2段階小さいですが小さくて弾きにくいと感じることはなく、むしろ抱えやすいサイズで弾きやすいと感じています。
00-18自体は今も販売されていますが、こちらの00-18Vはヴィンテージシリーズという事でよりヴィンテージを意識したスペックとなっております。
詳しい内容としましては
・ヴィンテージ同様のオールドロゴを採用しています。
・サドルがワイドサドルの仕様。
(個人的にはこのワイドサドルが音へかなり影響していると考えており、ワイドサドルだとよりよく鳴る印象です。)
ライブやスタジオでばりばり使っておりましたので、当て傷や擦り傷等がありますが、大きなダメージはありません。
ネックの反りは無く、トラスロッドにも余裕があります。
フレットは7〜8割残っていますので、まだまだお使いいただけます。
何年も前にバインディングの浮きが出ましたので工房にて修理していただきました。
ペグはマーチンロゴの入ったゴトーのオープンバックが標準採用されていますが、最高級品のWaverlyを搭載しています。
L.R.BaggsのLyricを搭載しており、ライブやレコーディングですぐに使っていただけます。
オリジナルのハードケースと書類一式が付属いたします。
(ハードケースは取手部分のクッションがめくれてしまっており、テープで補修していますが、使用には問題ございません。)