里見 弴
(1888~1983)本名・山内英夫(やまのうち ひでお)、神奈川県横浜市生れの小説家。
有島武郎・生馬の実弟で、出生直後、母方の叔父・山内家を継ぐ。東京帝国大学文学部英文科中退後、
1910年、志賀直哉、武者小路実篤らが創刊した雑誌『白樺』に二人の兄と共に参加。
1914年、夏目漱石の依頼を受けて『母と子』を新聞に連載。
1915年、『晩い初戀』で文壇デビュー。(本人は学習院高等科三年時の『一目惚』を処女作としている。)
1919年、吉井勇、久米正雄らと雑誌『人間』を創刊。1922年『多情佛心』連載中に兄武郎心中事件発生。
1945年の戦中、川端康成らと鎌倉文庫(貸本業。戦後は出版業にも)を創設。
舞台への造詣も深く、歌舞伎、新派、文学座へ、原作・戯曲の提供や演出も行う。(代表『鶴亀』)
映画界では、特に小津安二郎と親しく、映画のための書き下ろし等。(1958『彼岸花』、1960『秋日和』)
また、四男・山内静夫は松竹映画のプロデューサーで、映画製作にも務める。
加えて、舞台から出て映画界で活躍した森雅之は、兄・有島武郎の長男。
1971年、志賀直哉の葬儀には弔辞を読む。1983年、肺炎のため死去、94歳。
書名:里見弴全集(昭和52年:筑摩書房版):全10巻揃:
著者:里見 弴
発行所:筑摩書房 (限定壹阡部)
発行日:【一】昭和52年10月20日 発行 他
定価:8,500 円 ~ = 92,300 円
所収:【一】お民さん / 友達の見舞 / 河岸のかへり / 晩い初戀 / 善心惡心 / 妻を買ふ經驗 / 失われた原稿 / 河豚 他 /
【二】或る年の初夏に / 朴の歌留多札 / 大火 / 一目惚 / 彼と小娘 / 雪の夜話 / 夜櫻 / 桐畑 / 潮風 / 敗荷圖 他 /
【三】今年竹(前篇・後篇)/
【四】多情佛心(前篇・後篇)/
【五】ムス武遺文 / 四葉の苜蓿 / 椿 / 石門の奥に / 伊豫すだれ / 縁談窶 / 蚊やり / 最初の泊 / 小暴君 / 大道無門 /
【六】安城家の兄弟 /
【七】山ノ手暮色 / 都邑祕帖 / 荊棘の冠 / 年中行事 / 帽子 / 雙女四景 / 混り合ふまで / アマカラ世界 / かね /
【八】T・B・V / 可恐兒 / 若き日の旅 / 本音 / やぶれ太鼓 / 鶴龜 / 文學 / 無免許灸 / 五分の魂 / 八疊記 /
休日 / 十年 /
【九】姥捨 / みごとな醜聞 / いろをとこ / 砂手本 / 自惚鏡 / 内證事 / 雲 / 沖 / 二人の作家 / 同類 / 初舞臺 /
骨 / 戀ごころ / いとしき女 / かツぽれ / 極樂とんぼ / 喜代女日記抄 /
【十】新樹 / たのむ / 朱き机に凭りて / 白醉亭漫記 / 文藝管見 / 自然解 / 銀語録 / 閑中忙談 / 蝉の抜殻 / 朝夕 /
五代の民 / 怡吾庵醉語 / 〇 年譜 / 著作目録 /
参考:帯6巻以外なし。箱、小口・天・地、本文等に少汚れ・ヤケ・シミ等あり。菊判。計約11.7kg。 ≪古本購入≫
ゆうパック(追跡・補償あり)サイズ100。取置(1週間)・ゆうパック等で同梱可。
★終活のため処分しております。