
※バラ売り対応は致しません※
【詳細】
初版帯付set 山白朝子
死者のための音楽 2007年11月16日初版 メディアファクトリー発行 帯付
エムブリヲ奇譚 2012年3月2日初版 メディアファクトリー発行 帯付
私のサイクロプス 2016年3月31日初版 株式会社KADOKAWA発行 帯付
メアリー・スーを殺して 2016年2月28日初版 朝日新聞出版発行 帯付
小説家と夜の境界 2023年6月22日初版 株式会社KADOKAWA発行 帯付
私の頭が正常であったなら 2018年2月10日初版 株式会社KADOKAWA発行 帯付
死者のための音楽
これは愛の短篇集だ。怪談専門誌『幽』の連載で話題沸騰の大型新人、待望の初単行本化
私のサイクロプス
出ては迷う旅本作家・和泉蝋庵の道中。荷物もちの耳彦とおつきの少女・輪、三人が辿りつく先で出会うのは悲劇かそれとも……。怪談専門誌「幽」の人気連載に書き下ろし「星と熊の悲劇」を加えた九篇の連作短編集
メアリー・スーを殺して
合わせて全七編の夢幻の世界を書下ろしを含む、すべて単行本未収録作品。夢の異空間へと誘う、異色アンソロジー。
乙一 愛すべき猿の日記 / 山羊座の友人
中田永一 宗像くんと万年筆事件 / メアリー・スーを殺して
山白朝子 トランシーバー / ある印刷物の行方
越前魔太郎 エヴァ・マリー・クロス
小説家と夜の境界
幸福な作家など存在しない――山白朝子による業界密告小説。
私の職業は小説家である。ベストセラーとは無縁だが、一応、生活はできている。そして出版業界に長年関わっていると、様々な小説家に出会う。そして彼らは、奇人変人であることが多く、またトラブルに巻き込まれる者も多い。そして私は幸福な作家というものにも出会ったことがない──。
私の頭が正常であったなら
突然幽霊が見えるようになり日常を失った夫婦。首を失いながらも生き続ける奇妙な鶏。記憶を失くすことで未来予知をするカップル。書きたいものを失くしてしまった小説家。娘に対する愛情を失った母親。家族との思い出を失うことを恐れる男。元夫によって目の前で愛娘を亡くした女。そして、事故で自らの命を失ってしまった少女。わたしたちの人生は、常に何かを失い、その哀しみをかかえたまま続いていく。暗闇のなかにそっと灯りがともるような、おそろしくもうつくしい八つの“喪失”の物語。
山白朝子
乙一による別名義。
1978年10月21日-)は、日本の小説家、映画監督、脚本家。日本推理作家協会会員、本格ミステリ作家クラブ会員。
山白朝子(やましろ あさこ)や中田永一(なかた えいいち)の別名義でも小説を執筆している。
【状態】
経年劣化により若干の焼けは御座いますが、カバーにスレ、傷少なく、概ね良好です。
※死者のための音楽に2頁角折れが御座います。