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【詳細】
初版帯付 矢作俊彦 司城志朗 ARAKURE あらくれ 早川書房刊

2011年6月25日初版 早川書房発行 帯付

〈ハヤカワ・ミステリワールド〉職なし金なし行くあてなし。生まれ故郷を追われて流れ歩くどん詰まりの無宿渡世人、亨介と欣蔵。二人を変えたのは偶然手に入れたご禁制の拳銃だった。「おれたちはギャングだ！ 生きていてえやつは、テラ箱置いてとっとと失せろ」日本初のギャングが拳銃片手に賭場から賭場を荒らし、龍馬や新撰組が暗躍する幕末を駆ける。その鮮烈な軌跡の果ては？ 矢作・司城ゴールデンコンビが放つロード＆クライム。
無宿渡世人〈股旅ギャング〉が拳銃片手に龍馬や新撰組といった、歴史上の有名人たちと渡り合う大活劇。侍に憧れ、侍に反発し、自由奔放に生きたその行く先にあるのは、成功か破滅か。矢作・司城ゴールデンコンビの会心の一撃となる、幕末版「明日に向って撃て！」


矢作俊彦
1950年、神奈川県横浜市生まれ。東京教育大学附属駒場高校卒。高校在学中からダディグースのペンネームで漫画家として活躍。72年ミステリマガジンに抱きしめたいを発表、小説家デビュー。98年あ・じゃ・ぱんドゥマゴ文学賞受賞。2004年ららら科學の子三島由紀夫賞受賞

司城志朗
愛知県出身。 南山高等学校を経て、名古屋大学文学部卒業。放送作家などを経て小説家に。1983年矢作俊彦との共著作品暗闇にノーサイドで角川小説賞、1994年ひとつぶの砂で砂漠を語れで開高健賞奨励賞、1998年ゲノム・ハザードでサントリーミステリー大賞読者賞を受賞

【状態】
経年劣化により若干の焼けは御座いますが、カバーにスレ、傷少なく概ね美本です。