【 熟成大当たり年 】
1832年に創業の「ラブレ・ロワ」は、
ブルゴーニュ、コート・ド・ニュイ南部ニュイ・サン・ジョルジュを本拠とする超有名メゾン。
メゾンの歴史は、畑の所有者でワイン商であったアメデ・ラブレ氏と、フィリピーヌ・ロワ女氏との結婚を機に始まりました。
以来、約ニ世紀に渡って、ブルゴーニュのアンバサダーとして優れた評価を獲得してきました。
現在では、世界30カ国以上の愛好家に広く親しまれます。
英国ロンドンで開催のインターナショナル・ワイン・チャレンジでは、
2007年のムルソーが
『世界No.1白ワイン』に選ばれた他、
フランス発祥の著名レストランガイド「ゴ・エ・ミヨ」では
過去数えきれないほどの受賞歴を誇ります。
また、大手航空会社のファーストクラス及びビジネスクラスのワインリストに頻繁に採用されていることも、
品質の高さを物語っています。
「シャブリ」とは、生き生きとした酸と心地よく引き締まったミネラル感が特徴の
ブルゴーニュで最も人気の白ワイン。
特有の「キンメリジャン」と呼ばれる貝殻石灰土壌が、
「火打ち石」に例えられるスモーキーなフレーバーを生み出す良質シャルドネを育てます。
1億5千万年前に棲息した小さな貝の石灰層から、長命で偉大なこの白は生まれます。
『幅広く和食に合うワイン』として、
日本でもワインブームのはるか以前から現在に至るまで長く愛飲され続けています。
中でも非常に限られた40のクリマにのみ称号が認められ
テロワールを表現する優良区画に広がるのが「プルミエ・クリュ」です。
プルミエ・クリュが位置するのはスラン川両岸の谷が形成する斜面に広がり
グラン・クリュに程近い
日当たりの良い南東から南西向きの畑。
シャブリでも特に日当たりがよく
ブドウの熟度が上がりやすい畑から
優美な「一級品」は産まれるのです。
この傑出したテロワールは、日中から夕方にかけて日照に恵まれます。
この最適の日照と傾斜が、理想的な成熟条件をもたらします。
また「フルショーム」とは、プルミエ・クリュの中でもトップクラスの品質を誇る畑。
シャブリ地区のグラン・クリュ地帯よりも北側にあり、シャブリにおいて最も北寄りにある畑の一つです。
非常にふくよかな味わいのワインが造られるのが特徴で、
心地の良いミネラル感のある、洗練された樽のニュアンスが続く、ふくよかな味わいのシャブリが造られます。
1999年はブルゴーニュ白の当たり年。
理想的な天候により、果実味に富む滑らかな味わいの
素晴らしいシャブリが造られたグレート・ヴィンテージです。
シャブリの一級にして
偉大なミネラルを感じ美しいバランス
熟成のポテンシャルも高いワインです。
褐色がかった濃いめのイエロー。グラスからはレモン、青リンゴ、熟した桃の果実のアロマが溢れんばかりに広がります。
優しい白い花やローストナッツのニュアンスが合わさり一層華やかな印象。
リッチで幾層にも広がる凝縮感のある果実味が口内を包み込み、
辛口で厚みのある質感。
伸びやかで端正な酸とミネラルがワインの輪郭を明確にし、上品な余韻が長く続きます。
ブドウ品種はシャルドネ100%
若いうちは、内気で寡黙なフルショームですが、
27年の時を経た今、そのポテンシャルを存分に表現するタイミングを迎えました。
抜栓の時を今か今かと待ちわびています。