筒井康隆/外食・取り寄せ・他 シリーズ第24回
阿川佐和子/やっぱり残るは食欲 第94回
【黒柳徹子『トットあした』刊行記念特集】
窪 美澄/心のなかの湖
南沢奈央/受け取った「言葉」を繋いでいく
【酒井順子『松本清張の女たち』刊行記念特集】
原 武史/専業主婦モデルに抗う清張の女たち
[インタビュー]藤井康栄/限りなく人間に興味のある人
[第38回三島由紀夫賞受賞作]中西智佐乃『橘の家』
朝比奈 秋/時代の依り代として生きる女性
トルーマン・カポーティ、村上春樹 訳『草の竪琴』
乗代雄介/もうすでに失われてしまったものの儚さ
上田岳弘『関係のないこと』
白井 晃/「世界」を切断する
河合俊雄『謎とき村上春樹─「夢分析」から見える物語の世界─』(新潮選書)
森田真生/臨床心理学者河合俊雄さんに「夢の見方」を教えてもらう
井上弘貴『アメリカの新右翼─トランプを生み出した思想家たち─』(新潮選書)
橘 玲/「トランプ劇場」を理解するための必読書
新名 智『霊感インテグレーション』
宮澤伊織/ITとオカルトは相性がいい
明里桜良『ひらりと天狗─神棲まう里の物語─』
北村浩子/公務員の日常と不思議世界のコラボレーション
池田理代子、芸術新潮編集部 編『「ベルサイユのばら」の真実』(とんぼの本)
高山裕二/オスカルの影、『ベルばら』のロベスピエール
坪木和久『天気のからくり』(新潮選書)
荒木健太郎/気象学者はどのように空を見ているのか
百田尚樹『モンゴル人の物語 第二巻─イスラム王朝との戦い─』
楊 海英/モンゴル人の琴線と共鳴する物語
浜田哲二、浜田律子『80年越しの帰還兵─沖縄・遺骨収集の現場から─』
森 健/フィクションでは書けない驚きと深み
木下いたる、藤原慎一 監修『ディノサンえほん きょうりゅうえんへいこう』
サンシャイン池崎/推しが見つかる「超絶怒濤」の恐竜絵本
【川本三郎『荷風の昭和 前篇─関東大震災から日米開戦まで─』『荷風の昭和 後篇─偏奇館焼亡から最期の日まで─』刊行記念】
[講演]川本三郎/荷風の愛した三つのもの
【回想記】和田尚久/前田純敬――父の記憶
【私の好きな新潮文庫】
鈴木博文/国道、畏友、朔太郎
柳瀬博一『国道16号線―「日本」を創った道―』
ポール・オースター、柴田元幸 訳『ガラスの街』
萩原朔太郎『萩原朔太郎詩集』
【今月の新潮文庫】
リチャード・デミング、田口俊樹 訳『私立探偵マニー・ムーン』
小森 収/楽天的な神話の時代
【コラム】
小澤 實/俳句と職業
今道琢也『テレビが終わる日』(新潮新書)
今道琢也/テレビよ、さようなら
[とんぼの本]編集室だより
【連載】
杏/杏のパリ細うで繁盛記 最終回
中村うさぎ/老後破産の女王 第16回
三宅香帆/推しとハレ 第6回
下重暁子/九十歳、それがどうした 第2回
近藤ようこ 原作・梨木香歩/家守綺譚 第34回
古市憲寿/絶対に挫折しない世界史 第15回
大木 毅/錯誤の波濤 海軍士官たちの太平洋戦争 第4回
高嶋政伸/おつむの良い子は長居しない 第16回
内田 樹/カミュ論 第31回
第38回三島由紀夫賞・山本周五郎賞決定発表
編輯後記 いま話題の本 新刊案内 編集長から