書籍/茶碗-楽/長次郎-早船.大黒.東陽坊.北野.勾当.無一物.横雲.俊寛.風折.禿/光悦-不二山.七里.加賀.毘沙門堂.雨雲.雪峰.乙御前/裏銘/茶道

書籍/茶碗-楽/長次郎-早船.大黒.東陽坊.北野.勾当.無一物.横雲.俊寛.風折.禿/光悦-不二山.七里.加賀.毘沙門堂.雨雲.雪峰.乙御前/裏銘/茶道 收藏

当前价格: 2500 日元(合 132.75 人民币)
剩余时间:134336.5045491

商品原始页面

成为包月会员,竞拍更便捷

出价竞拍

一口价

预约出价

收藏商品

收藏卖家

费用估算

拍卖号:f1169694378

开始时间:06/08/2025 22:10:31

个 数:1

结束时间:06/15/2025 21:10:31

商品成色:二手

可否退货:不可

提前结束:可

日本邮费:买家承担

自动延长:可

最高出价:

出价次数:0

卖家账号:kam******** 收藏卖家

店铺卖家:不是

发货地:兵庫県

店家评价:好评:6426 差评:6 拉黑卖家

卖家其他商品: 查看

  • 1、【自动延长】:如果在结束前5分钟内有人出价,为了让其他竞拍者有时间思考,结束时间可延长5分钟。
  • 2、【提前结束】:卖家觉得达到了心理价位,即使未到结束时间,也可以提前结束。
  • 3、参考翻译由网络自动提供,仅供参考,不保证翻译内容的正确性。如有不明,请咨询客服。
  • 4、本站为日拍、代拍平台,商品的品质和卖家的信誉需要您自己判断。请谨慎出价,竞价成功后订单将不能取消。
  • 5、违反中国法律、无法邮寄的商品(注:象牙是违禁品,受《濒临绝种野生动植物国际贸易公约》保护),本站不予代购。
  • 6、邮政国际包裹禁运的危险品,邮政渠道不能发送到日本境外(详情请点击), 如需发送到日本境外请自行联系渠道。














Auction Templates オクのミカタ [の商品追加画像をカンタンに追加].


■■書籍■■ ■■『茶道美術全集・4』■■ ■■「茶碗・楽」■■ ■■千宗室・監修■■ ■■顧問・千宗左・千宗守・薮内紹智・小堀宗慶・山田宗囲■■ ■■赤楽茶碗・黒楽茶碗■■ ■■長次郎・(早船・大黒・東陽坊・北野・勾当・無一物・横雲・一文字・包柿・なでしこ・まこも・俊寛・風折・禿・二郎坊)/光悦・(不二山・七里・加賀・毘沙門堂・雨雲・雪峰・乙御前)/道入・(ノンカウ)・升・千鳥・稲妻・鳳林・鵺・獅子・若山・是色・虹・荒磯・あざみ・残雪・香久山・此花・酒呑童子・霞■■ ■■高台・側面■■ ■■楽・歴代の印/裏銘・(宗慶・常慶・道入・一入・宗入・左入・長入・得入・了入・旦入・慶入・弘入・惺入・吉左衛門)■■ ■■楽宗入筆楽窯系譜・(元禄元年奥書)・覚・楽焼系図・楽系譜・楽家系図■■ ■■付属物・伝来・所載・寸法・所蔵者■■ ■■箱書■添状・掛物■■ ■■茶道・道具■■ ■■国宝・重要文化財■■ ■■以下詳細をご覧下さい!!■■




■■『書籍』・・・■■



●●『茶道美術全集』・・・●●

―” 全10巻中の・第4巻 ”―



■■『茶碗・楽』・・・■■


―” 刊行のことば・(千宗室)”―

★日本の茶道は・その成立の初期から今日まで・綜合的
 な文化体系として・日本人の生活文化の基調としての
 役目をはたしつづけている。
 日本固有の審美的な美意識から・茶室・茶庭といった
 建築空間の構成・各種道具の生活工芸としての造型・
 点前作法に見る坐作進退の姿勢・懐石を中心とした飲
 食の意匠性まで・日本人の生活基盤のなかに・ふかく
 根ざして・伝統的なくらしとなって生きているのであ
 る。
 ところで・この茶道の真髄を把握するためには・どう
 しても通らなければならない関門のあることを忘れて
 はならない。
 それは・茶道を構成する道具に対する知識と鑑賞眼の
 琢磨である。
 実は・茶道の極意は・この第一関門を初歩としながら
 も・これを究極とするとも言われるものである。

  目利ニテ茶湯モ上手・数寄ノ師匠ヲシテ世ヲ渡ルハ
  茶湯者ト云・一物モ不持・胸ノ覚悟一・作分一・手
  柄一・此三箇条ノ調タルヲ侘数寄ト云々。
  唐物所持・目利モ茶湯モ上手・此三箇モ調ヒ・一道
  ニ志深キハ名人ト云也。

 と・「川上宗二記」・にあるように・文化遺産と考え
 るとき・精神文化さえもが・道具を中心とした造型遺
 産に内包されると考えてもよいのである。

★幸いにして・多くの読者諸賢とともに・美の宝庫の中
 に遊ぶよろこびをわかちあい・明日への茶道人の歩み
 の資たらしめんとねがうのである。


 ◆執筆・・・◆

    ★満岡忠成。

 ◆監修・・・◆

    ★千宗室。

 ◆顧問・・・◆

    ★千宗左。

    ★千宗守。

    ★薮内紹智。

    ★小堀宗慶。

    ★山田宗囲。



■発行日=昭和45年5月20日・(初版)。
■監修=千宗室。
■執筆=満岡忠成。
■発行所=株式会社・求龍堂・淡交社。
■発行者=株式会社・求龍堂・石原龍一。
     株式会社・淡交社・納屋嘉治。
■発売元=株式会社・淡交社。
■外箱/厚布表紙。
■サイズ=23×31.5×2.3cm。
■定価=3500円。
■状態。
  ●外箱に・多少の傷み・ヤケによる変色が有ります。
  ●表紙に・多少のヤケが有ります。
  ●本誌内は・外箱付属で・傷み・ヤケも少なく
  ●年代的には・良い状態に思います。



◆◆注意・・・◆◆

 ★発行日より経年を経て下ります。
  コンディションに係らず・古書で有る事を
  充分に御理解の上・御入札下さい・・・・!!



●●全・175頁・・・!!

  ◆図版部の・80頁迄・カラー・上質光沢紙。

  ◆小冊子・月報Ⅳ・茶道美術全集・考古茶苑・付属。



●図版総数・75点・・・!!

  ◆作品は38点・(正面・高台・他)。



●「楽・歴代の印」・・・!!

―”総数・34点”―

  ★宗慶印。

  ★2代・常慶印。

  ★3代・道入・前印。

  ★道入・のんこう印。

  ★4代・一入印。

  ★5代・宗入印。

  ★宗入・小印。

  ★6代・左入印。

  ★7代・長入印。

  ★8代・得入印。

  ★9代・了入・火前印。

  ★了入・中印。

  ★了入・翫土老人印。

  ★了入・隠居印・(2点)。

  ★10代・旦入・前印。

  ★旦入・拝領印。

  ★旦入・印。

  ★旦入印・吸江斎筆。

  ★旦入・隠居印。

  ★10代・喜愷角印。

  ★11代・慶入・前印。

  ★慶入・中印。

  ★慶入・隠居印。

  ★11代・喜貫角印。

  ★12代・弘入印・石川文山字。

  ★弘入・隠居印。

  ★12代・喜長角印。

  ★13代・惺入印。

  ★13代・喜英角印。

  ★14代・吉左衛門印。

  ★吉左衛門・自印・(2点)。

  ★14代・喜慶角印。



●図版解説頁に・・・!!

  ◆解説・・・!!

    ★付属物・伝来・所蔵・寸法・所蔵者・他。

  ◆白黒・図版で・・・!!

  **”約・76点”**

    ★添状・箱書・添幅・添額・極書・他。



●「参考文献」・・・!!


―”楽宗入筆楽窯系譜・(元禄元年奥書)”―

★戦後初めて、楽家が公表した文書で、従来飴也と、同
 一人視されていた宗慶が、別の人物にあることや、末
 梢されていた、庄左衛門宗味が、楽代々の一人である
 ことなどが、明瞭となり、初期の楽窯関係に重要な修
 正を加えるに至った貴重な、資料を提供している。


―”楽系譜・(正徳二年藤村正員編『茶道旧聞禄』)”―

★『茶道旧聞禄』・は、庸軒の話を、子の正員が、編し
 たものであるが、この世にも楽系譜について明らかに
 、庄左衛門の存在が認められている。


―”楽焼名物茶碗及銘○持主・
         (享保八年編・『茶道望月集』)”―

★とくに、長次郎茶碗と、宗旦との関係を知る上に、大
 きな示唆を与える。

 ―”利休好”―

   ★一・大黒・元・利休所持黒也。

 ―”同断・黒”―

   ★一・東陽坊・元・真如堂ノ僧所持・後武田杏仙
      所持。

 ―”同断・赤”―

   ★一・検校・武部素閑所持・今ハ薩摩や道保ニ有。

   ★一・木守リ・赤。

 ―”同断・黒”―

   ★一・鉢開キ・元・大徳寺ニ有・三斎公所持・今
      ・紀州ニテ妙心寺流ノ僧大慶所時と也。

 ―”同断・赤・利休ノ文アリ”―

   ★一・早船・元・南部ノ寺ニ有・後・森村五郎兵
      衛・其後那波正斎ニ有。

 ―”同断・赤”―

   ★一・臨済・織田有楽公所持・今ハ・同監物殿ニ
      アリ。

 ―”同断・黒・馬タライトモ云”―

   ★一・平盤・元・利休所持千家○出る・今ハ薩摩
      や道保ニ有。

 ―”黒”―

   ★一・阿也め・千宗珠所持・後・鎌や宗珠ニ有。

 ―”宗旦好・赤”―

   ★一・一文字・藤村庸軒と一入と見て古一文字ニ
      似タルトシテ今一文と云也・千宗珠所持シ
      カラハ古一文字と云物有しとか。

 ―”宗旦好・黒ノ筒”―

   ★一・貧僧・宗旦所持・後・自安へ行・後・七里
      彦次右ヱ門・後・日比や宗春・又・大仏若
      水。

 ―”同断・赤ノ筒”―

   ★一・ひ知利・岸宗二所持・後・後藤自安・次ニ
      ・尾形光琳・又・高井休意。

 ―”同断・黒”―

   ★一・不動・佐々孫右ヱ門所持・後・八谷彦兵衛。

 ―”同断・是ハ赤”―

   ★一・次郎坊・岸宗二所持・後・久保宇兵衛・後
      ・甲良道珠・次・森道伴。

 ―”同断・黒シ”―

   ★一・円乗坊・柳川了長所持。

 ―”同断・赤”―

   ★一・小手まり・二条播磨屋七右ヱ門に有。

 ―”同断・黒”―

   ★一・まこも・久須見疎安ニ有。

 ―”同断・黒”―

   ★一・閑居・万や不朴所持・後・藤村庸軒ニアリ。

 ―”宗旦好・赤”―

   ★一・太郎坊・宗旦一生秘臓と也・後ハ藤村庸軒
      へ行。

 ―”同断・黒”―

   ★一・次郎坊・佐々孫右ヱ門所持。

 ―”同断・赤”―

   ★一・横雲・家原自仙ニ有。

 ―”同断・黒”―

   ★一・サビ物・山田宗偏所持・後・尾形光琳。

 ―”同断・黒”―

   ★一・大黒・藤村庸軒。

 ―”同断・黒”―

   ★一・小から須・山田宗偏所持。

 ― ”宗旦銘・赤”―

   ★一・最初・一入一四才初て焼土ス・日比や宗春
      所持。

 ―”同断・黒”―

   ★一・小黒・万や作右ヱ門・今ハ・同市右ヱ門ニ
      有。

 ―”同断・赤”―

   ★一・ぬれ烏・久保宇兵衛ニ有・今・那波ヘ行。

 ―”同断・黒”―

   ★一・桃花坊・十二屋源兵衛ニ有。

 ―”同断・黒”―

   ★一・雁取・千宗室所持。

 ―”長次郎作・赤”―

   ★一・如覚寺・光悦所持。

 ―”黒”―

   ★一・南宗寺・利休状有・有馬了求所持・今・堺
      海部や市左ヱ門ニ有。

 ―”宗旦・黒ノ筒”―

   ★一・風折・宗偏所持。

   ★一・十行寺・利休也・箱ノ上ニ十行寺へ遺ス・
      利休と有・籠内ニ赤茶碗と有・那波九郎右
      ヱ門ニ有。

   ★一・長左ヱ門赤・後藤右ヱ門所持。

 ―”同断・赤”―

   ★一・後臨済・千宗室所持・今ハ葉や常盤ニ有。

 ―”同断・赤”―

   ★一・いはらぎ・日比や宗春所持。

 ―”利休盃と也”―

   ★一・本大黒・植田宗古所持・今・備前ノ家中ニ
      有・音羽の古焼と見ユルと也。

 ―”黒”―

   ★一・大江山・有馬涼及所持。

   ★一・夕暮・井尾九郎右ヱ門所持。

 ―”黒”―

   ★一・針屋・箱ニ宗佐判有・作右ヱ門所持。


―『万宝全書』・『古今和漢諸道具見知鈔』・楽家系図―

**”(元禄七年刊)”**

 ★一・楽焼 △茶碗 △茶入 △花生 △香炉 △香
    合 △灰ほうろく △かはらけ △釣舟 △水
    さし △水こぼし △其外すき道具等いろいろ
    有薬色ハ黒楽赤楽有・焼立焼やはらか成物なり
    ・但し楽焼と云ハろくろにかけずに手につくね
    拵るゆへ大かた茶碗のすがた異風に出来た流る
    物おほし元祖ハ唐人にて利休時代なり
    二代ハ長二郎
    三代ハ庄左衛門
    四代ハ吉左衛門是を楽と云・茶碗の底に印判有
    五代ハ吉兵衛是をのんこうと云
    六代・吉左衛門今の楽焼なり。

   粟田口焼押小路焼等も此楽焼を似せたるものなり。

 ★一・尼焼・長二郎母也柿薬茶碗也・黒ハなし。

 ★一・道楽焼・印の内左字の楽の字有


―”楽の賦”―

★松平不味筆と、伝えられる巻物で、由来については、
 措いとくとして、長次郎や、ノンコウの茶碗について
 は、実物に即して、みどころをよくとらえられていて
 、多大の参考となる。


―”住友友昌あて山中・(鴻池)・道億書簡”―


―”楽の書”―


―”日本陶磁の発達図表”―



●蒐集・資料などの参考に・・・!!



●探されていた方は・この期会に・・・!!



●以下・詳細をご覧ください・・・!!

  ◆掲載案内は・抜粋して下ります。

  ◆掲載内容は・Q&Aより・問い合わせ下さい。



●数字記載は目視です・間違いは御容赦下さい。



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●



■■『図版』・・・■■


●1・長次郎・銘・『早船』・高台。

  ◆同・側面。

     ★添掛物・一幅・利休文。

**”(解説)”**

  ◆赤楽・利休七種ノ内・名物・重文。

  ◆付属物。

     ★内箱・桐白木・貼紙・書付・利休筆。

     ★外箱・焼桐と桑の継合金具付・貼紙・矢倉
         竹翁。

     ★仕覆・利休間道。

     ★添書付・一通・添掛物・一幅・利休文。

  ◆伝来。

     ★千利休-蒲生氏郷-京都大文字屋-桔梗屋
      -矢倉家-戸田露吟-亀田是安-藤田家-
      大原家-畠山家。

  ◆所載。

     ★古今名物類聚・千家中興名物・内焼竈長次
      郎伝・茶事諸器集・富永○著・茶器名形扁
      ・本朝陶器○証・井伊大老著・閑夜茶話・
      茶器目利集・苦心録・稲垣休叟著・松風雑
      話・閑窓雑記・楽焼名物茶碗集・草間和楽
      著・茶器名物○・藤田家道具帳・大正名器
      鑑。

  ◆寸法。

     ★高サ・7.8-8.1センチ。
      口径・11.3センチ。
      高台径・4.7センチ。
      同・高サ・0.7センチ。

  ◆所蔵者。

     ★東京・畠山記念館。

  ◆利休銘七種のうち現存する三碗・(他は大黒・東
   陽坊)・の中で、赤はこの一碗だけという・由緒
   のある貴重な長次郎茶碗である。
   蒲生氏郷・細川三斎・古田織部・三人に宛てた・
   天正十四年前後の利休の文があり、また、利休書
   付の・「はやふね」・の紙もあって、文中の大黒
   とともに利休形の代表的なものである。
   利休が大阪から京への早船で取りにやったという
   のでこの銘がある。
   長次郎の典型的な作風の窺われるもので穏やかな
   姿のうちに深い趣を内包して、利休の好みをよく
   体現している。
   一部胴から高台内外にかけて蒼鼠の火替りがあっ
   て、大きな景になっている。
   腰にヘら目がみえ、目が高台に二つ、見込みに五
   つある。
   胴一部が割れて繕いがある。


●2・長次郎・銘・『大黒』・高台。

  ◆同・側面。

**”(解説)”**

  ◆黒楽・利休七種ノ内・名物・重文。

  ◆付属物。

     ★内箱・桐黒掻合塗・同蓋裏・朱塗書付・江
         岑宗左筆。

     ★外箱・桐白木・書付・随流斎宗左筆。

     ★仕覆・唐物緞子。

  ◆伝来。

     ★千利休-千少庵-千宗旦-後藤少斎-江岑
      宗左-表千家-三井浄貞―鴻池家。

  ◆所載。

     ★古今名物類聚・富永○著・内焼長次郎伝・
      茶事諸器集銘物集・楽焼名物茶碗集・名物
      茶碗集・本朝陶器攷証・閑居偶筆茶盛茶碗
      目利書遠州名物記・伏見屋宗理記・名物茶
      碗図会・万治年中加賀宗三控・鴻池蔵帳・
      草間和楽著・茶器名物図○・茶器目利集・
      古今茶湯集・大正名器鑑。

  ◆寸法。

     ★高サ・8.5センチ。
      口径・10.7センチ。
      高台径・4.8センチ。
      同・高サ・0.8センチ。

  ◆利休銘七種の中では最も有名なもので大黒の銘は
   小黒に対していわれたものであろう。
   早船が裾が斜めになっているのに対して、大黒は
   穏やかに丸みを帯びて、利休形としていっそう暖
   和姿で、利休のこの好みをさらによく表している
   かと思われる。
   黒釉は、外側ではやや光沢があるが、見込みでは
   茶釉肌になっている。
   口辺に近く鋏み痕があり、高台畳付の一部では釉
   が切れて、聚楽赤土の素地を見せている。
   高台内には巴が見事である。


●3・長次郎・銘・『東陽坊』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆黒楽・利休七種ノ内・名物・重文。

     ★内箱・(千利休筆)。
  
     ★内箱蓋裏・(仙叟宗室筆)。


―”長次郎茶碗の四つの型と作行”―

 ★口縁の開いた形のもの。
  ・(例・勾当・道成寺)。

 ★胴にまっすぐ雄大な形のもの。
  ・(例・俊寛・鷹取)。

 ★腰にかすかな段が有り、高台へ向かって斜めに曲が
  っているのもの。
  ・(例・木守・早船・東陽坊)。

 ★腰にやや丸味のあるもの。
  ・(大部分がこの型・例・かむろ・面影)。

 ★口造りに五岳といわれるらんがなく、茶溜まりは意
  識してつくられていない、らんとは口造りの高低を
  いう。

 ★赤色は薄赤で同一色がない。
 
 ★勾当・道成寺を除いて全部総釉。

 ★全部無印。


●4・長次郎・銘・『北野』・側面。

  ◆黒楽・名物。

     ★内箱・(隋流斎宗左筆)。

     ★内箱蓋裏・(江岑宗左筆)。

     ★外箱蓋裏・(如心斎宗左筆)。

     ★添幅・(江岑宗左筆)。


●5・長次郎・銘・『勾当』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆赤楽。

     ★内箱・(仙叟宗室筆)。

     ★外箱・(玄々斎宗室筆)。


●6・長次郎・銘・『無一物』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆赤楽・名物。

     ★内箱・(仙叟宗室筆)。

     ★外箱・(松平不昧筆)。


●7・長次郎・銘・『横雲』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆赤楽。

     ★内箱・(仙叟宗室筆)。

     ★内箱胴・(仙叟宗室筆)。

     ★外箱・(如心斎宗左筆)。

     ★外箱蓋裏・(如心斎宗左筆)。


●8・長次郎・銘・『一文字』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆赤楽・名物。

     ★内箱・(古筆了佐筆)。

     ★外箱・(仙叟宗室筆)。


●9・長次郎・銘・『包柿』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆赤楽・名物。

     ★内箱・(覚々斎宗左筆)。

     ★内箱蓋裏・(覚々斎宗左筆)。

     ★中箱・(如心斎宗左筆)。

     ★中箱蓋裏・(如心斎宗左筆)。


●10・長次郎・銘・『なでしこ』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆赤楽。

     ★内箱蓋裏・(覚々斎宗左筆)。

     ★外箱蓋裏・(認得斎宗室筆)。


●11・長次郎・銘・『まこも』・高台。
               ・藤田美術館。

  ◆同・側面。

  ◆黒楽。

     ★内箱・(元伯宗旦筆)。


●12・長次郎・銘・『俊寛』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆黒楽・名物。

     ★内箱(元伯宗旦筆・貼紙・伝千利休)。

     ★内箱蓋裏・(仙叟宗室筆)。


●13・長次郎・銘・『風折』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆黒楽・名物。

     ★内箱・(山田宗偏筆)。

     ★添額・(円通妙覚禅師筆)。


●14・長次郎・銘・『禿』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆黒楽・名物。

  ◆付属物。

     ★内箱・書付・山田宗偏筆。

     ★同・蓋裏・○啄斎宗左筆。

     ★外箱・書付・了々斎宗左筆。

  ◆伝来。

     ★千利休-山田宗偏-坂本周斎-表千家。

  ◆寸法。

     ★高サ・8.8センチ。
      口径・9.8~10.1センチ。
      胴径・10.4センチ。
      高台径・5.2センチ。
      同・高サ・0.6センチ。

  ◆禿の銘は利休が常に坐右において愛玩したからと
   いわれ、山田宗偏の時代にすでにその伝承があり
   ○啄斎はあらためて書き付けたものである。
   作風は禿に似た黒茶碗に、銘をこれに因ん喝食と
   よぶのがある。
   肉取りのぽってりとした作で、口はやや内に抱え
   口造りに自然の高低見えて、一部胴締めに変化が
   ある。
   いったいに茶釉肌に上がり、寂びた味わいが深い。
   高台は大きく、畳付に目三つあり、兜巾よく立ち
   高台脇の切込みが深い。

●15・長次郎・銘・『二郎坊』・側面。

  ◆赤楽。

  ◆ノンカウ・印。

     ★内箱・(元伯宗旦筆)。

     ★中箱貼紙(常叟宗室筆)。


●16・ノンカウ・銘・『升』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆黒楽・ノンカウ七種ノ内。

     ★箱蓋裏・(覚々斎宗左筆)。


●17・ノンカウ・銘・『千鳥』・高台。
              ・藤田美術館。

  ◆同・側面。

  ◆黒楽・ノンカウ七種ノ内。

     ★内箱・(覚々斎宗左筆)。

     ★外箱・(平瀬露香筆)。


●18・ノンカウ・銘・『稲妻』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆黒楽・ノンカウ七種ノ内。

     ★内箱。

     ★外箱・(了々斎宗左筆)。


●19・ノンカウ・銘・『鳳林』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆赤楽・ノンカウ七種ノ内。

     ★内箱・(江岑宗左筆)。

     ★外箱・(如心斎宗左筆)。


●20・ノンカウ・銘・『鵺』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆赤楽・ノンカウ七種ノ内。

     ★内箱・(覚々斎宗左筆)。

     ★内箱蓋裏・(覚々斎宗左筆)。

     ★外箱・(久田宗悦筆)。

     ★外箱蓋裏・(久田宗悦筆)。

     ★添状・(○々斎宗左筆)。

●21・ノンカウ・銘・『獅子』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆黒楽・ノンカウ七種ノ内。

     ★内箱・(如心斎宗左筆)。


●22・ノンカウ・銘・『若山』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆赤楽・ノンカウ七種ノ内。

     ★内箱・(如心斎宗左筆)。

     ★外箱・(万仭和尚筆)。


●23・ノンカウ・銘・『是色』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆赤楽。

     ★内箱・(元伯宗旦筆)。

     ★内箱蓋裏・(元伯宗旦筆)。

     ★外箱蓋裏。

     ★極書・(隋流斎筆宗左)。

     ★添状・(元伯宗旦筆)。


●24・ノンカウ・銘・『虹』・見込。

  ◆同・側面。

  ◆赤楽。

     ★内箱・(覚々斎宗左筆)。

     ★外箱・(如心斎宗左筆)。 


●25・ノンカウ・銘・『荒磯』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆黒楽。

     ★箱・(一燈宗室筆)。


●26・ノンカウ・銘・『あざみ』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆赤楽。

     ★内箱・(得認斎宗室筆)。

     ★内箱蓋裏・(竺叟宗乾筆)。 


●27・ノンカウ・銘・『残雪』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆黒楽。

     ★箱。

     ★箱蓋裏・(了々斎宗左筆)。


●28・ノンカウ・銘・『香久山』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆黒楽・加賀七種ノ内。

     ★内箱・(江岑宗左筆)。

     ★外箱。 


●29・ノンカウ・銘・『此花』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆黒楽・加賀七種ノ内。


●30・ノンカウ・銘・『酒呑童子』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆赤楽。

     ★外箱蓋裏・(玄々斎宗室筆)。


●31・ノンカウ・銘・『霞』・側面。

  ◆黒楽・加賀七種ノ内。

     ★四季草花下絵和歌巻落款。

     ★内箱。


●32・光悦・銘・『不二山』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆国宝。

     ★内箱・本阿弥光悦筆印。

**”(解説)”**

  ◆付属物。

     ★内箱・桐・白木・書付・本阿弥光悦筆印。
         譲り・一札/証文・一通。

  ◆伝来。

     ★本阿弥光悦-光悦の娘が比喜多家に入嫁時
      持参-姫路・酒井雅楽頭忠学。

  ◆所載。

     ★本朝陶器○証・茶会漫録・黒光悦添書付・
      草間和楽著・茶器名物図案・苦心録・閑窓
      雑器・大正名器鑑。

  ◆寸法。

     ★高サ・8.5・センチ。
      口径・11.6センチ。
      高台径・5.4センチ。
      同・高サ・0.5センチ。

  ◆光悦茶碗の筆頭に推されるもので、不二山の銘は
   、白黒の景を白雪に見立てたものとも、あるいは
   無二の出来という意から名付けたともいわれる。
   光悦の娘が嫁入りのときに振袖に包んで持参させ
   たので、一に振袖茶碗ともよばれている。
   切立ての角造りになるもので、胴や高台、高台脇
   はへらで削っている。
   素地は白土で、白釉が厚くかかり、土見ずで、下
   半は内外とも炭化して灰黒に火替りして、無類の
   景となっている。
   何よりも作者光悦の人品を偲ばすような気品の高
   い作柄で、しかも由緒があり、珍しい共箱で、ま
   さに銘にふさわしい名碗と称すべきである。


●33・光悦・銘・『七里』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆黒楽。

     ★内箱。

     ★外箱。

**”(解説)”**

  ◆付属物。

     ★内箱・桐・白木・書付・金粉字形。
      外箱・桑書付。

  ◆伝来。

     ★七里彦右衛門-江戸・札差伊勢屋清左衛
      門-加州の某-益田克徳-益田鈍翁-五
      島家。

  ◆所載。

     ★略・・・・・。

  ◆寸法。

     ★高サ・7.8~8.4センチ。
      口径・11.8~12.3センチ。
      高台径・4.9センチ。
      同・高サ・0.6センチ。
      重さ・351グラム。

  ◆所蔵者。

     ★五島美術館。

  ◆この銘は、もと七里彦右衛門所持によって生ま
   れたものである。
   不二山風の角造りであるが、彼にくらべて薄作
   で、口造りや底をヘラで一文字にとっている。
   高台の削りや脇どりのヘラ使いは鋭く、光悦の
   特色がよく表われている。
   ノンコウだちの漆黒の釉がかかって、火間所々
   に見え、ひとしお風情を加え、景をなしている。 


●34・光悦・銘・『加賀』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆赤楽。

     ★内箱・(竺叟宗乾筆)。

     ★外箱・(松平不昧筆)。 

  ◆もと加賀にあり仙叟所持によって、この銘があ
   る。
   角造りの代表作であるが、ことに光悦得意の箆
   使いが随所によく発揮されて造形における光悦
   の特色が端的に表われている。
   ・(略・・・・・)。


●35・光悦・銘・『毘沙門堂』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆赤楽。

     ★内箱・(玄々斎宗室筆)。

     ★内箱蓋裏・(河井久嘉筆)。 

  ◆この銘は光悦が山科の毘沙門堂跡に献上したの
   によるもので・古来光悦作中最上ともいわれて
   いる。
   ・(略・・・・・)。


●36・光悦・銘・『雨雲』・高台。

  ◆同・側面。

  ◆黒楽・重文。

     ★箱。

     ★箱蓋裏・(覚々斎宗左筆)。


●37・光悦・銘・『雪峰』・高台。
               ・畠山記念館。

  ◆同・側面。

  ◆赤楽・重文。

     ★箱・(本阿弥光悦筆)。

     ★箱蓋裏・(本阿弥光悦筆)。 

  ◆雪峰の光悦銘は、白釉の頽れを峰に降り積む
   雪と見立てたもので・箱書の金粉字形も光悦
   筆で貴い。
   ・(略・・・・・)。


●38・光悦・銘・『乙御前』・高台。

  ◆同・側面。

     ★箱。

**”(解説)”**

  ◆赤楽。

  ◆付属物。

     ★箱・桐白木・書付。

     ★同蓋裏・平瀬家角印・瓢印。

  ◆伝来。

     ★大阪・平瀬家-尾張・森川家。

  ◆所載。

     ★大正名器鑑。

  ◆寸法。

     ★高サ・8.3-8.8センチ。
      口径・10.0-11.6センチ。
      高台径・4.0センチ。
      同・高サ・0.4センチ。
      重サ・370グラム。

  ◆乙御前の銘は豊満な姿からであろうが、ことに高
   台まわりの膨れた感じは乙御前そっくりとも見え
   る。
   丸造りで総体やや薄作、口縁には口箆あって山道
   になり、ふっくらとした和らかな姿に光悦の特色
   がよく表われている。
   高台まわりや竪に特有の火割れが出ている。
   独特のつぶしたような高台で、落ちこんで一見碁
   筍底風で、いっそう光悦風の感じが出ている。
   見込みはまるまるとひろく、懐ゆたかである。
   ビードロ釉はよくとけて光沢うるわしく特有の白
   みただよううちに、熟柿を見るような独特の光悦
   赤が濃く見事である。
   光悦の和らかく豊かな作風の特色が窺われる作で
   ある。



■■『総説』・・・■■

**”満岡忠成”**

●楽茶碗・(長次郎・道入・光悦)。

  ◆長次郎。

  ◆ノンカウ・(ノンコウ)・道入。

  ◆光悦。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


■入力のミスはご容赦下さい。


■他の出品も・是非御覧下さい。


■■入札案内・・・■■

●状態はすべて点検済ですが・
●見落し等が無いとは言えません。
●見解の相違も御座います。
●御了承御理解の上・御入札下さい。


■■支払詳細■■

●かんたん決済。


■■送料の案内■■

●430円。
●レターパックライト。
   ・(日本郵便)。
   ・(1回1落札)。
●簡易包装。
   ・(包装指定は別途料金)。
●落札金額に関わらず同一の包装と
●させて頂きます。







■■注意■■

●質問は必ず事前にお願い致します。
●落札後のクレームはお受けできません。
●落札日より7日以内に必ず決算下さい。
●7日以内に振込み確認出来ない場合は落札者都合
●のキャンセルとして処理させて頂きます。
●取り置の場合でも、最初の落札日より7日以内に必
●ず決済下さい。
●いかなる場合でも決済後に・一度発送致します。


■■要注意■■

●入札の取消はいかなる場合でも不可能です
●質問欄での取消依頼もお受けできません。
●落札後は取引ナビにて詳細を連絡させて頂きます。
●電話での連絡はお受けできません。
●上記事項を充分に御理解の上での入札とさせてき頂
●ます。

■商品詳細文の転用・盗用は堅くお断り致します・!

+ + + この商品説明は オークションプレートメーカー2 で作成しました  + + +
No.213.002.002

出价者 信用 价格 时间

推荐