STONE ISLANDも手掛けるデザイナーのマッシモ・オスティは、ボローニャのグラフィックデザイナーでした。 Tシャツデザインの誘いを受け制作したグラフィックをプリントしたTシャツで小規模なコレクションを展開したところ即完売となりました。プロジェクトの成功がきっかけとなり衣類の実験的なイノベーションへと歩みを進めることになりました。 1970年代中頃、当時イタリア軍が開いていたヴィンテージマーケットでは数多くの軍服が売られており、オスティはミリタリーウェアが持つ機能性や可能性にいち早く目をつけました。
C.P. カンパニー独自の解釈で構築したアイテムは、機能性が高く、実用的でありながらもデザイン性も合わせ持つ。 また、こなれた風合いやカラーリングを再現するため、世界初の「ガーメントダイ(GARMENT DYE)」を採用。異なる組成を同時に染色し、それぞれの組成に別々の化学的アプローチを働きかけることで“トーン・オン・トーン”の印象的なカラーに染め上げる“Double dye in a single bath”という手法を駆使した。この手法により、マッシモ・オスティ、さらに注目を集める。創業期には他に類のない配色パターンであったため多くのファンを獲得。C.P. カンパニーのC.P.とは“Color of Passion”の頭文字であり、ブランドのコンセプトとした。「イタリアンカジュアルの先駆者」とも評されております。