ドイツの名門オフィスメーカー「ウィルクハーン」よりエルゴノミクスチェア「ON/オン」175/7 展示品のご紹介です。
1907年ドイツ北部郊外の家具職人により創業されたWilkhahnはその地域で取れるブナから伝統的な工業による
家具を製作することから始まりその後バウハウスの思想を受け継いだウルム造形大学との産学協同を軸にした
熱心な研究と誠実な設計思想のもと機能美の追求と確かな技術でドイツの近代デザインの代名詞として知られるようになりました。
今日ではその卓越した木材加工技術とバウハウスの意匠を色濃く残すモダンデザインでオフィスユースにはもちろん
ホームユースにも熱烈に支持されています。
今回ご紹介しますオンはIDC大塚家具などでも取り扱われている高級チェア。PC作業の長時間化に伴い、オフィスワーカーの
運動不足が社会的な問題となっていますがウィルクハーンは、着座姿勢を重視する従来の考え方ではなく着座時にも身体にちょうどいい
刺激を与えるため「動く」ことに注目。
ドイツ国立ケルン体育大学との協働により、5年の開発期間を経て、ONチェアを完成させました。
人間工学+運動学の新しいアプローチで、座ることをポジティブにしたONは無意識下での姿勢の変化を妨げず、よりバランスよくかつダイナミックに身体を動かすことのできる
自然で自由な「座り」を実現。「健康的に座る」という、ワーキングチェアの新しいスタンダードを確立しました。
人間工学に運動学を取り入れ、座面と背もたれの前後方向の動きに左右方向の動きを組み込んだ三次元シンクロメカニズム「トリメンション」は
座面と背もたれを2つの個々に独立して動くスイングプレートで結合し、前後左右の動きを連動させ、回転運動を実現することでまるで人間の関節のような柔軟な動きを可能にしました。
身体の自然な動きにこのメカニズムは追随し、背中の動きと腰の三次元的で柔軟な動きが連動します。身体の動きの重心は、常に椅子の回転軸の中心にとどまるため
安心感のある完全なバランスを保ちます。人が無意識のうちに行う身体の動きを自然に促し、その動きを椅子が柔軟にサポートしてくれますのであらゆる動作にも対応し、疲れを感じさせません。
デザインもバウハウスの意匠を受け継ぐウィルクハーンらしいモダンな仕上がりでクロームアルミベース、本革仕様の高級モデルイですのでインテリアにこだわる方にもオススメです。
ご参考までに新品で購入した場合、44万円程致します。
<コンディション>
展示、運搬に伴う多少のスレやコキズはありますが、状態は良く美品です。
<サイズ>
約幅740×奥行740×高さ1060-1180/Sh450-4570mm
伝票No.rrst166