
SonyのRCP921 リモートコントロールパネルです。
業務用カメラの遠隔制御が可能になります。
ENGカメラとCCAケーブルで基本的な動作は確認しました。
現状渡しになります。
カメラやケーブルは付属しません。
以下はAIによる商品説明です。
参考までにどうぞ
概要と用途
RCP921は、SonyのBVP/HDCシリーズカメラ向けに設計されたリモートコントロールパネルです。別売CCU/HDCUまたはCNU700経由で最大200m離れたカメラの操作が可能で、スタジオや中継現場における精密な光学制御に適しています 。
RCP920と機能はほぼ同じですが、最大の違いはアイリス/マスターブラック調整部がジョイスティック(RCP920)から回転ノブ(RCP921)へと変更されている点です 。
主な機能と特徴
1. アイリス/マスターブラック調整部
回転ノブにより、絞り(アイリス)とマスターブラックを手動または微調整できます。
AUTOボタンのON/OFFで自動/手動モードを切り替え。
絶対値モードと相対値モードの切替が可能で、絞り調整範囲の上下限を“SENS”や“COARSE”ノブで設定できます 。
2. AUTO SETUP機能
ホワイト/ブラックバランス、ガンマ、ニーなどの項目をマイクロコンピュータによって自動調整できます。
SKIN/DETAIL/LEVEL等の自動セットボタンが搭載され、調整開始・中断もワンタッチで操作可能です 。
3. シーンファイル保存と呼び出し
最大5つのシーン設定をカメラ側に保存し、瞬時に呼び出せます。
異なる撮影環境に迅速に適応可能です。
4. シャッターとスローシャッター制御
SLS(スローシャッター)、ECS(拡張クリアスキャン)、電子シャッター機能のON/OFFおよびパラメーター選択が可能です 。
5. 電源・テスト信号出力
“CAMPW”ボタンによりカメラへの電源供給をON/OFF。
“TEST”および“BARS”ボタンでテストパターン(ノコギリ波・カラーバー)を生成します 。
6. ネットワーク接続とPoE対応
従来の専用CCA5ケーブル及びEthernet(10/100BASETX)接続に対応。
LAN経由でのコントロールが可能。PoE対応スイッチでの電源供給も可 。
7. 並列操作とラック搭載
MSU900/950など他パネルとの同時並列操作(パラレルモード)に対応。
19インチラックに最大4台を並べて設置可能です 。
パネル構成と操作部
標準リファレンス呼び出しボタン:保存されたリファレンス値に復帰。
MASTER/SLAVE切替:複数カメラをマスター/スレーブ構成で同期調整。
CALLボタン/インジケーター:タリー信号やブザーで遠隔カメラを呼び出し。
KNEE OFF/DETAIL OFFボタン:ニー機能とディテール処理の一時停止■(RCP921固有) 。
LCDとロータリーエンコーダー:カラー/ゲイン/絞りなどの詳細調整用メニュー操作に使用します 。
仕様(代表値)
電源:DC 10.5~30V、消費電力最大約4W 。
ケーブル長:CCA5ケーブルで最大200m。
質量:約1.8kg。
寸法:幅102mm × 高さ310mm × 奥行67mm(突起部除く) 。
まとめ
RCP921は、映画や放送現場において、光学設定の精度と再現性を要求される場面で非常に役立つ専用コントロールパネルです。絞りやブラックレベルを素早く正確に調整でき、ネットワーク制御にも対応。複数台並べて複雑な運用にも対応する柔軟性と堅牢性を併せ持っています。
もっと「メニュー構成」や「接続例」などの詳細をご希望でしたら、80ページにわたる英語マニュアルはManualsLibにて無料PDFが提供されています。