
【1】概要
・ジャーマンビンテージオーディオメーカーとして1950~70年に優れた製品を開発販売していたNordmende社の中型フルレンジユニット、P1123を用いたスピーカーシステムのペアです。
・Nordemende社は、最近は音響機器などで日本でも知られるようになりましたが、1950~1970年ころは製品が輸入されていなかったせいか、日本ではあまり知られることはなかった様です。
・当時の製品は非常にレアです。
・出品のユニットはNordemende社の1960年の傑作、Fidelio-Stereo F300に使用されていたものを慎重に取り外したものです。
・Fidelio-Stereo F300につきましては画像7および下記URLを参照ください。
https://www.radiomuseum.org/r/nordmende_fidelio_stereo_s300.html
・このシステムでは、真空管=EL84(6BQ5)あるいは同等出力管のシングルエンドパワーアンプ(約5W)で大きな部屋を満たす音量を得ていました。
・如何に能率が高いかが分かります。
・音を聴いた第一印象は主観ですが「音が前にぐんぐん迫ってきて、JAZZのソロなどは聞いたことのないほどのせり出し感で素晴らしい!」です。
・JAZZに限らず、ソロ楽器が前面にせり出してくるところは見事なものです。
・音が太くたくましい!
・図画像10に示します周波数実測」結果の通り当時としては驚異的なワイドレンジを実現しており、良く音が伸びる広帯域な音を聴かせてくれます。
・音楽ソースはJAZZもクラシックもOKでご機嫌に鳴ります。
【2】ユニット仕様
・型式:Nordemende P1123
・インピーダンス:4オーム
・口径:110mm×230mm口径
・マグネット:大型馬蹄形アルニコマグネット
・制作年代:1960年代前半
・状態:極めて良好
【3】エンクロージャー:
・型式:後面部分開放型
・サイズ:幅200mm、高さ300mm、奥行230mm
・材質:天地側面は15mm厚のアカシア集成材、バッフル、裏板は針葉樹系プライウッドです。
・外装:100、240番のサンドペーパーで研磨し、次にワトコのナチュラルオイルと600番のサンドペーパーで繰り返し研磨仕上げています。
・アカシアの木目がきれいです。
・サランネット:ブラックジャージネットによる頑丈なサランネットが付属します。
・入力端子:2Pのハーモニカ端子でYラグ、またはケーブルむき出しが接続可能です。
・バナナプラグ、極太ケーブルなどほとんどのタイプのスピーカー端子が接続可能な金メッキ金属削りだしアダプターが装備されています。
【4】音
・以下は主観ですのでご承知おきください。
・音楽ソースはアコースティック系のクラシックやJAZZが気持ちよく生き生き鳴ります。
・繰り返しになりますが「音が前にぐんぐん迫ってきて、JAZZのソロなどは聞いたことのないほどのせり出し感」があります。
・JAZZに限らず、ソロ楽器が前面にせり出してくるところは見事なものです。
・アートペッパーの大名盤「Art Pepper meets The Rhythm Section」(SACD)のアルトサックスのソロは前面に立体的に現出し、細かい息遣いまで聞こえるようです。
・ポールチェンバースのベースがうなりをあげて迫ります。
・能率は高いので中小出力の真空管アンプにも最適です。
【5】ほか
・スタンドは含みません。
・マンスリーマガジン
https://geo80002002.livedoor.blog/archives/cat_439101.html