
概要
ルロイの時計自体が非常に希少でありますが、このクラスの「Le Roy(ルロイ)」銘の特級品が、国内のオークション市場に出回ることは極めて稀です。
ケース側面(ベゼル)にまで及ぶ超絶技巧のフルエナメル装飾、重厚な18金無垢ケース、金植字、金無垢針、そして雲上ブランド級の「ウルフトゥース」ムーブメントが揃った奇跡の個体。
さらにコンディションが非常に良いものです。
フランス王室御用達の超名門が、当時の富裕層向けに一切の妥協なく作り上げた特注美術品(トップピース)です。
スイスの高級機を積み、世界トップクラスの豪華ケースです。
今回を逃せば次にお目にかかれる保証はない、まさに「一期一会」の至宝。ぜひこの機会をお見逃しなく。
不動品ではございますが、ムーブメントの状態は非常に良いと思われます。
また右下に一部エナメルに欠けがあります。
このままコレクションされるか、使用される場合はオーバーホール必須でお願い致します。
商品説明
19世紀中期(1850〜1880年頃)、フランス時計史に君臨する超名門「Le Roy Paris(ルロイ)」銘が刻まれた、極めて装飾的で希少なアンティーク・エナメルウォッチを出品いたします。コレクション整理のため、自慢の逸品の中から厳選しての放出となります。
【Le Roy Paris(ルロイ)について】
「ルロイ」は18世紀にフランス国王ルイ15世の宮廷時計師を務め、あの天才時計師ブレゲと並び称されるほどの絶対的な地位と名声を誇った偉大なる時計師一族です。
ルロイが扱う時計はどれも一級品ですが、本機はその中でも「別格のトップクラス」と言い切れる極上の特注モデルです。
■ 本品の圧倒的な魅力と特長
奇跡のコンディションを保つ「全面多色エナメル」
裏蓋には黒エナメルを背景に、多彩な色を用いた美しい花卉唐草文様が描かれています。
150年以上前の品でありながら、右下に一部エナメルの剥離はありますが全体的に欠け剥離がほとんど見られないミュージアムクオリティです。
さらに驚くべきは、ケース側面(ベゼルおよび裏蓋縁)の細い曲面にまで、途切れることなく精緻なエナメル装飾が施されている点です。
当時の最高峰の職人にしか成し得ない超絶技巧です。
18金無垢ケースの証明「ヌーシャテル検定印」
裏蓋内側には、19世紀中頃のスイス時計産業の最高峰・ヌーシャテル(Neuchtel)州における「18金公式検定印(3つのシェブロンが並んだ盾のマーク)」と、工房を示す「JB」のマスターマークが鮮明に打刻されており、間違いなく18金無垢ケースであることを証明しています。
JBのマスターマークが打たれている事自体が貴金属の材料でトップクラスの技術者で制作された証です。
贅を尽くした「金無垢・植字ギョーシェ文字盤」
文字盤は光を美しく反射する放射状のギョーシェ彫りをベースに、ローマ数字インデックスと分目盛り(ドット)が、一つ一つ金のパーツで「植字(アップライド)」されています。
さらに酸化のない美しい金無垢針を備えた、極めてハイエンドな仕様です。
雲上ブランド級の証「ウルフトゥース」ムーブメント
内部はシリンダー脱進機(4石ルビー)ですが、香箱車の歯が非対称にカーブした「ウルフトゥース(狼の歯)」仕様となっています。製造に多大なコストがかかるため、当時でもパテック・フィリップなどの雲上ブランドや最高級エボーシュでしか採用されなかった特級ムーブメントの証です。
内蓋には「ROUE TREMPEE(焼き入れ歯車)」の誇らしげな手彫り刻印もあります。
■ 仕様・サイズ
ブランド:Le Roy Paris (ルロイ)
製造年代:19世紀中期(1850〜1880年頃)
ケース素材:18金無垢(K18ヌーシャテル検定印あり)
直径:34.5mm(リューズ・ボウ含まず)
重量:24.6g
巻き上げ方式:鍵巻き / 鍵合わせ式(※アンティークの鍵もお付け致します)
注意事項(必ずお読みください)
エナメルおよび外装の状態について: 全体として目立つ剥離のない奇跡的なコンディションですが、150年以上前のアンティーク美術品である性質上、目視では確認しきれない微細なスレ、小傷、エナメルの極小の欠け等がある可能性がございます。
必ず掲載写真を隅々までよくご確認いただき、ご自身で状態をご判断・ご納得の上でご入札をお願いいたします。
コンディションについて(不動品): 10年ほど前までは実働しておりましたが、防湿庫にて保管している間に動かなくなってしまいました。
ただし、内部のムーブメント画像をご覧の通り、サビや水入りの形跡は一切なく、金メッキの受け板や青焼きネジは信じられないほど綺麗な輝きを保っています。
実用時計としてではなく、「極上のアンティークジュエリー」「観賞用の工芸美術品」として、あるいはオーバーホールを前提としてご検討ください。
金無垢の表記について: 歴史的背景と公式検定印の打刻から18金無垢ケースと判断しておりますが、当方では専門機関での破壊検査やX線検査等は行っておりません。
画像にて刻印等をご確認いただき、ご納得の上で入札をお願いいたします。
非常に古い精密機器ならびにアンティーク美術品であるため、ノークレーム・ノーリターンをご理解いただける方、アンティークの価値が分かる方のご入札をお待ちしております。
■ To International Buyers / Item Summary
It is extremely rare for a top-tier piece bearing the prestigious "Le Roy" name of this caliber to appear on the domestic auction market.
This is a miraculous piece featuring breathtakingly masterful full enamel decoration extending even to the case sides (bezel), a heavy solid 18K gold case, applied gold numerals, solid gold hands, and a "wolf-tooth" winding mechanism—a specification typically reserved for the absolute highest echelon of watchmaking brands.
It is a bespoke art piece (a true top piece) crafted without compromise for the wealthy of the era by the historic watchmaker and purveyor to the French royal court. There is no guarantee you will ever see another one if you let this pass. It is truly a once-in-a-lifetime treasure. Please do not miss this opportunity.
[Condition Note]
Please note that this watch is currently NOT running. However, the internal movement appears to be in exceptionally good and clean condition. You may enjoy it as a beautiful collectible art piece as-is, but if you intend to use it as a functional watch, a complete overhaul will be required.
Proxy bidding services (such as Buyee, ZenMarket, Sendico, etc.) are highly welcome! We look forward to your bids.