-- 【模写】田能村直入画題水光林影平成22年中野雅宗鑑定識箱日本画掛軸

【模写】田能村直入画題水光林影平成22年中野雅宗鑑定識箱日本画掛軸

説明文

商品は美術品または特定の作者の作品として出品していますが公的な鑑定機関などの鑑定を受けずに出品していますので第三者による証明書が無く当方では真作と断定できません。当方で真作と判断できない作品ですので商品タイトルの先頭に【模写】と記載します。

【真作】は、本物であると断定できる作品です。
【模写】は、わずかでも真作ではないと疑いのある作品、および作者不明の作品を全て模写と表記します。また、所定の鑑定機関のない作品や、当方で判断できない場合も含まれます。
【印刷】は、印刷または工芸印刷の作品です。
【版画】は、木版画・水印版画・リトグラフ・拓本・石刷の作品です。
※当方で真作と判断できない模写についての返品や返金などの保障はありません。

【模写】田能村直入作の掛軸で「画題-水光林影」です。古書画の鑑定家の中野雅宗が平成22年に鑑定した識箱が存在するようです。寸法は、縦1m93cm、横48.8cm程度、識箱の寸法は、縦58.8cm、横7.8cm、高さ7.2cm程度です。鑑定家中野雅宗の鑑定書（写真-2）と、表装の裏側に記載されています。中野雅宗の鑑定識箱、箱書は写真-14～写真-18に示されています。写真-4において、どなたかが書き添えたものと思われます。中野雅宗の鑑定書と鑑定識箱、箱書以外に公的鑑定機関の鑑定はありません。商品は自宅で保管しております。

【参考】
田能村直入（たのむらちょくにゅう）：江戸時代末期～明治初期の南画家（1814年3月31日～1907年1月21日）。旧姓は三宮。本名は癡。号は直入山樵、小虎散人、笠翁など。9歳で田能村竹田に師事し、のち養子となって田能村姓を継ぎました。一時は大坂に住み、明治初年に京都へ移住。京都府画学校の創立に尽力し、初代校長となる。また博覧会や絵画共進会の審査員を務めました。

【参考】
中野雅宗：鑑定歴62年の古書画の鑑定家。号は雅宗、城東野人。80歳を過ぎて「城東野衲」と改号する。生誕は1926年（大正15年）千葉県佐原市。職歴は1950年（昭和25年）京王帝都電鉄に奉職し、かたわら古器物や古書画を研究。1969年（昭和44年）に京王帝都電鉄を退職し、（株）大観廊社の社長となる。公益財団法人金谷美術館の理事も務めている。

【参考】
識箱（しきばこ）とは、鑑定人が箱書きをした箱のことです。美術品に識箱が付いていると、共箱と同様に、箱に収めてある作品は作者本人が作ったものである証明になります。また、有名作家の作品でなくても、識箱が付属していれば優れた品質だと示すことが可能です。箱には制作者の氏名と作品名のほか、鑑定を担当した人物の氏名も書き記す場合があります。

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