曲目トラックリスト

1. A面

   1. The Skatalites El Pussy Cat Ska
       1960年代ジャマイカ音楽の礎を築いた名バンド。スカの軽快なリズムを代表する一曲で、後のロックステディ／レゲエの源流。
   2. Carlton & The Shoes Love Me Forever
       甘く切ないロックステディの名曲。コーラスワークが美しく、ジャマイカのラヴァーズロックの原点とも言われる。
   3. Sound Dimension Rockfort Rock
       Studio One の“ハウス・バンド”によるインスト。後に無数のレゲエ曲に引用されるリディム（伴奏トラック）として有名。
   4. Johnny Osbourne Sing Jah Stylee
       “シングジェイ（Singjay）”スタイルの先駆け。歌とトースティングを融合させた表現で、1980年代以降のダンスホールに直結。
   5. The Heptones Pretty Looks Isn’t All
       ソウルフルなコーラス・グループの代表曲。外見ではなく中身を大事にすべきというメッセージを込めたロックステディ名曲。

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   B面

   1. Slim Smith Rougher Yet
       繊細な歌声で知られるシンガー。情感あふれるロックステディで、レゲエ・ヴォーカル史の中でも特に評価が高い。
   2. Lone Ranger Automatic
       トースティングを確立したDJの一人。ダンスホールの原型となるスタイルで、現代ヒップホップにも影響を与えた。
   3. Horace Andy Fever
       哀愁漂う歌声で知られる名シンガー。のちにMassive Attackとも共演し、世代を超えて支持される存在。
   4. Prince Jazzbo Back To School
       ユーモラスかつ鋭いリリックを持つDJ。教育的なテーマを掲げつつ、レゲエ特有の社会性も感じられる。
   5. The Wailers Simmer Down
       若き日のボブ・マーリィ率いるウェイラーズのデビュー曲。ルードボーイ（不良少年）に落ち着けと呼びかける内容で、スカ時代の象徴的ナンバー。

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   C面

   1. Burning Spear Rocking Time
       ルーツ・レゲエの代名詞的存在。精神的・宗教的テーマを歌い上げるスタイルの原点が聴ける重要曲。
   2. Alton Ellis I’m Just A Guy
       “ロックステディの父”と呼ばれるシンガー。切ないラヴソングとしても人気。
   3. Sugar Minott Oh Mr D.C.
       Studio Oneで歌い始めたシンガー。デジタル時代を先取りしたスタイルで、80年代以降のダンスホールに直結。
   4. Jennifer Lara Consider Me
       女性シンガーの隠れた名曲。柔らかな歌声で、多くのカヴァーを生んだ人気曲。

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   D面

   1. Don Drummond Confucious
       トロンボーン奏者。ジャマイカのジャズ・シーンからスカへの橋渡しをした伝説的存在。
   2. Michigan & Smiley Rub A Dub Style
       80年代初頭の“ルバダブ”スタイルを確立したデュオ。ダンスホール期の幕開けを告げる歴史的ナンバー。
   3. Sound Dimension Full Up
       後にSister Nancy「Bam Bam」など数え切れないほど引用される超有名リディム。Studio Oneを象徴する伴奏。
   4. Dennis Brown No Man Is An Island
       “レゲエの王子”と呼ばれたシンガーの初期代表曲。後のキャリアを予感させる名唱。