【1】概要:
・1950年代のRFT/VEBの大型コンソール、業務用シアターシステム、スタジオモニターなどに使用されていた傑作フルレンジユニット、L3355PBを大型密閉型エンクロージャーにセットしたシステムのペアです。
・ユニットはRFT/VEBの傑作と言われている245mm口径のフルレンジです。
・大型の外磁型アルニコマグネット、超軽量フィックスドエッジなど多くの特徴により広帯域、高速の音を聴かせてくれます。
・特にアルニコマグネットは大型で、近年コバルトのコストが急上昇しており現在このサイズのアルニコマグネットを作ろうとするととてつもないコストがかかり現実的ではないです。
・レンジが広く、音に芯があり、クリアな音です。
・なんといってもスケールの大きな再生です。
・このユニットペアは今から約70年前に制作されたものですが、造りも構造も良好で、単体で周波数特性を測定したところ55~15000Hzという広帯域で驚きました。
・1950~60年代の欧米のビンテージフルレンジユニットは多種類がありますが、そのすべての中でもピカ1の素晴らしさです。
・低音は芯のあるものでJAZZのウッドベース音が非常に実在的に鳴ります。
・ソースは選ばずオールマイティに素晴らしい音を聴かせてくれます。,
.・ 圧倒的な大きなスケール感が得られており、リスニングルームが大きくなったような感覚になります。
・本システムの音質調整状況につきましては下記を参照ください。
https://geo80002002.livedoor.blog/archives/40297055.html
・画像10の比較図の通りPHSTイコライザーの音はワイドレンジで現代のスピーカーと同等以上の性能になります。
【2】システムの仕様:
・ユニット:245mm口径、型式=RFT/VEB L3355PB
・インピーダンス:5.6Ω
・定格入力:8VA
・再生周波数帯域:55~ 15,000 Hz
・音圧レベル:96dB/W
・状態:片側エッジに補修跡(画像6)があるほかは良好
【3】エンクロージャー:
・型式:密閉型
・サイズ:幅31.0cm、高さ58.0cm、奥行24.0cm
・材質:バッフルは15mm厚のアカシア集成材、ほかはMDFです。
・外装:バッフルはマホガニーオイル、天地側はマホガニーシート、裏面は黒アクリルラッカー仕上げです。
・サランネット:黒のサランネットが付属します。
・入力端子:2Pのハーモニカ端子でYラグ、またはケーブルむき出し線が接続可能です。
・バナナプラグ、極太ケーブルなどほとんどのタイプのスピーカー端子が接続可能な金メッキ金属削りだしのアダプターが付属します。
【4】音質
・以下の感想は主観ですのでご承知おきください。
・まずScott Hamiltonの「My Foolish Heart」聴きました。
・これは録音も演奏も史上最高のJAZZの一つです。
・太く豪快なテナーサックスの浮き上がるソロを見事に再生します。
・シングルコーンフルレンジでしか聴くことのできない自然で広がりのあるサウンドが聴けます。
・このシステムの音はふくよか、かつ豪快ですので、本物のJAZZを優雅に響かせます。
・フィリックス・アーヨの「四季」を試聴しました。
・バイオリン、チェロなどの倍音がきれいに再生されます。
・ホールの大きさがうまく再生されていると思います。
【5】ほか
・スタンドは含みません。
・周波数特性をワイドレンジ化するPHSTが付属します。
https://geo80002002.livedoor.blog/archives/34951517.html
・マンスリーマガジン
https://geo80002002.livedoor.blog/archives/cat_439101.html