MV AGUSTAのWGPマシンにも採用された
SCARAB スカラブ製リヤブレーキマスターになります。
GPにディスクブレーキが採用され始めた初期のレーサーに使用していたものになります。
現在ではほぼ入手が不可能なウルトラレアアイテムになります。
市販車ではMV350S ipotesiにのみ少数採用されただけで、
のちにmozzi製のプラタイプになってしまいます。
ほとんどの車両ではBREMBOなどに交換されてしまっており、
現状で残っているものは殆どありません。
こちらはアルミの鋳物で艶やかな質感や風格があり、重量感あります。
フロントのSCARABマスターは125S、350S、750S(ディスク仕様)、750S AMERICAなどに採用されていますが、
こちらも現状で車両についているもの以外は殆ど出回りません。
ロッキードのCP2232も良いですが、
他との差別化にこれを付けると目立つと思います。
ステーさえ車種ごとに位置合わせして作れば、リアディスク車両なら使えると思います。
右面・左面ともロゴが入っていますので、右ブレーキ車両でも左ブレーキ車両でもどちらに取り付けても
ロゴが見えます。
状態は、
ピストン本体は問題ありません。
ピストンホールはプロの鑑定の結果「使用はできるけど、使っていくと滲む可能性はある…」という感じでした。
仕様自体は問題なく機能しますが、滲むかどうかは使用していく過程で五分五分で
実際に組んでみてどうかというところです。
万が一滲むようなら、ホールの入り口付近にスポンジや布などを貼り付けておくといいかもしれません。
ドバドバと漏れて効かなくなるような事はないですが、上記ご納得の上でご検討ください。
プロショップなどではピストンホールをホーニングしたり打ち替えたりしてくれるところもあるようです。
特に海外ではクラシック系の部品のリペアが盛んなので割と普通にやってるところがあるようです。
日本でも精密な技術のあるところではできるかもしれません。
完全完璧を目指す方は調べてみてください。
一応、使用可能ですが、上記踏まえてノークレームノーリターンでお願いします。
今回中身を調べて、使用可能のB品という事で金額も下げましたので
純正戻しに拘る方や、GPレーサーのレプリカを目指している方、レーサーと同じものが付けたい方、
ぜひどうぞ。
外側の状態は所々アルマイト禿げや傷はありますが
艶もあり綺麗だと思います。
キャップもひび割れや劣化などなく綺麗です。
蓋の裏側のパッキンはありませんので、サイズの合うものを入れるかゴムなどで切り出してください。
外から覗くと内壁もジョイント穴もとても綺麗に見えます(主観もあるので写真でご判断ください)。
また今回、即決価格でご落札いただいた時はOHキットをオマケでお付けします。
これも入手困難品です。
OHキットがなくて本体を持っていても使用を断念している人も多数います。
シールパッキンは2個必要なタイプと3個必要なタイプがありますが、こちらのモデルは2個使用タイプです。
今回お付けするシールは3個入りになります。
大変希少なパーツになりますので、
MV350Sの純正戻しは勿論、クラシックや旧車カスタムにご活用ください。
ヴィンテージのブレーキ部品になりますのでは使用は自己責任で、
専門知識のある方か、クラシックパーツに精通した任せられるメカニックのいる方のOH前提でお願いします。
ピストンを抜くのも知識がいると思いますのでよろしくお願いいたします。
タイトル記載の車種は検索用になりますので、適合を保証するものではありません。
取り付けにはステー製作や加工が必要な場合があります。
ポン付できるのはMVアグスタ350S ipotesiだけです。
適合に関しての質問は回答できませんのでお控えください。
「適合しなかった」、「取り付け方がわからない」などでの返品もご遠慮ください。
発送はゆうパックおてがる版を予定しております。
よろしくお願いいたします。