CSO・RESOUND
超優秀録音 2008年5月最新ライヴ
首席指揮者ハイティンクによるマーラーの『巨人』
マーラー:
交響曲第1番ニ長調『巨人』 [57:39]
シカゴ交響楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
2008年5月1、2、3日(ライヴ)
シカゴ、シンフォニーセンター、オーケストラ・ホール
首席指揮者ハイティンクと最強の手兵シカゴ響(CSO)によるマーラー・シリーズ第3弾。
CSOリザウンド最新アルバムは、第6番『悲劇的』より半年あまりを経た2008年5月、
前作ショスタコーヴィチ第4番(CSOR901814)にわずか1週間ほど先立っておこなわれた第1番『巨人』ライヴ。
巨匠ハイティンクがマーラーを得意としていることはよく知られていますが、『巨人』については、交響曲全集録音の最初期、1962年にコンセルトへボウ管(RCO)とセッション録音して以来、
1972年に同じくRCOとセッション録音で、さらに1977年にもRCOとはライヴ録音(同内容の映像有り)しているほか、
1987年にベルリン・フィルともセッション録音、ベルリン・フィルとは1994年にライヴ映像作品も収録しています。
いっぽう、作曲者自らの初演より四半世紀ののち、第2代音楽監督フレデリック・ストックの指揮で、1914年11月の定期演奏会における楽団初演に起源を遡るCSOもまた、
首席客演指揮者ジュリーニ(1971年)と同じくアバド(1981年)、第8代音楽監督ショルティ(1983年10月)、
テンシュテット(1990年ライヴ)、ブーレーズ(1998年)とのあいだに豊富な録音歴を誇ります。
円熟の巨匠が導く世界最強のオケという、厚い信頼に結ばれた理想的な関係性。
首席指揮者就任より3シーズン目に入り、つい先ごろ11月にもマーラー『復活』の公演で圧倒的な成功を収め、いよいよ2009年2月にはマーラー『悲劇的』を携えての来日公演が待望されるハイティンクとCSOとの相性の良さはいまさら申し上げるまでもないでしょう。
「ほかの数多くの指揮者は、われわれにシカゴ響をただヴィルトゥオーゾ・オケというものとして提示してきた。ハイティンクは彼ら全員がどんなに立派な音楽家であるかということをわたしたちに教えてくれるのだ。」(フィナンシャル・タイムズ)
「ハイティンクの解釈は、あたたかく開放的でみごとなものだった。」(シカゴ・トリビューン)
「ハイティンクとシカゴ響は、確信と活力とゆとりをみせつけ、(中略)満員の聴衆を5分間にもおよぶスタンディング・オべーションさせるに十分だった。」(シカゴ・サン・タイムズ)
ハイティンクにとって、またCSOにとっても6種目となるマーラー『巨人』。
完璧とまで騒がれた第3番、とてつもなく長大なスケールで描かれ深い味わいを残した第6番と、
前2作の出来栄えを踏まえると当然の流れといえそうですが、各誌レビューが伝える当夜の模様からも、演奏内容はおおいに期待の持てるものといえそうです。(キングインターナショナル)
マーラー:
交響曲第1番ニ長調『巨人』 [57:39]
シカゴ交響楽団
ベルナルト・ハイティンク(指揮)
録音時期:2008年5月1、2、3日(ライヴ)
録音場所:シカゴ、シンフォニーセンター、オーケストラ・ホール
プロデューサー:ジェイムズ・マリンソン
エンジニア:クリストファー・ウィリス
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