御存知!名手Tony Franklin/Mike Terrana参加 名手Tony Macalpine 傑作6th「Evolution」国内盤中古でございます。
盤共に非常に状態の良い中古でございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは名手揃い、Tony Macalpine(G、Key 現Planet X、PSMS、ex-Project:Driver、Ring of Fire)、Tony Franklin(B、ex-Roy Harper、The Firm、Blue Murder他)、
Mike Terrana(Ds、ex-Artension、Yngwie J.Malmsteen他)となります。
ハイテク系ギタリストのルーツの一人としても知られるTony Macalpineでございます。
Shrapnel系特有のバロック音楽からの引用・応用のメロディアスさが特徴でございますが、Al Di Meola系のスパニッシュ・ラテン系のメロディアスさを絡ませてある事がミソでございます。
また、かの”Dream Theater”再登場で注目を浴びた”Prog/Metal系”の音楽性が加味されているだけでなく、(今作制作トリオの音楽性で共通する)”Jazz/Fusion”面が強められており、
後にPlanet X、(名手Bunny Brunelとの)CAB結成が伺える感がございます。
かの名手Branford Marsalisが参加の嘗ての意欲的傑作”Madness”で培った音楽性を上手く生かした感がございます。
また「リードは上手いがリズム面が弱い」と揶揄され、リズム隊にタイム・キープのみを強いる傾向があるHM系ハイテク・ギタリストとは一線を画す名手Tony Macalpineでございます。
Tony Franklin/Mike Terranaの音楽個性を巧みに生かした楽曲が特徴的、演奏・アンサンブルと楽曲のバランスも上手く取れており、また肝心のギター演奏もメロディ重視。
この系統の音楽性にありがちな「ハイテク品評会」に陥らぬ見事な作風となっております。
1990年代に入り、このTony Macalpineは作品毎に(従来の音楽路線を維持しつつも)音楽性拡大の挑戦を行う感があり、今作もその一つ。
1999年のプログレ/メタル系の隠れ名盤”Master of Paradise”を機に、(イメージと実績があり)ソロ作では実現し難い音楽性を狙ったCAB、Planet X結成と移行する過程の重要な名作の感がございます.................................
恒例のピアノソロ曲がございます。
恒例の「聴くには甘美だが、ピアノ弾きには地獄の音楽」と言われるChopin、見事な演奏を聴かせてくれます............................................................
またかのMozartのリメイク楽曲も収められておりますが、ギター/シンセ・デュオという編成。
バロック音楽系重視のYngwie J.Malmsteenとは異なる解釈が興味深いものでございます......................................................
(賛否両論ございますが、このハイテク系ピアニスト/キーボード奏者の観点を持つハイテク・ギタリストという特異な立場が独特の音楽性や活動の重要な土台となる感がございます.....................................)
この機会に是非。
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