どなたか受信機として飾ってくださる方はいないかと思い出品しました。思った以上に安定した動作をしています。
電源逆接続防止回路入り。
逆接するとヒューズが切れるようになっています。
マイクは元々付いていませんでしたのであり合わせの物の配線を変更して実験しました。
いろいろ問題がありますのでマイク無しでの出品です。
必要な方はマイクのピンアサインをお知らせします。
ちなみに高級機ですので元々送受信切り換え用のリレーを搭載しています。
よってマイク無しでも受信可能ですのでご安心を。
なんとあのシャープペンシルを作った早川電機がアメリカ向けに作っていたFCC規格の23ch機 ”MADE IN JAPAN” を
入手して改造を試みました。
他の輸出向けCB機に比べてとにかく作りが良く、中を見て驚きました。
セラミックフィルターもなんと3個使われています。
ヘリカルレゾネーターを思わせる3素子コイルフィルターも送受信個々に入っています。
受信感度も最新機種 SR-01のカタログ値 -113dBmに比べて実測-128dBmと安価なFCC、CB機にはない魅力があります。
また変調度調整(ALC)も内部にボリュームが付いていてカットしたりジャンパーせずにすぐに変更可能です。
もちろん今は最大にしてあります。
フロントパネルには元々の仕様で”ANL”スイッチと”ΔTuning” スイッチがあります。
その他お決まりの外部スピーカー端子、PA端子、VR、SQ
改造箇所はアメリカ向けは995、045、095、145、195など、通常歯抜けのある26.965MHzからの10KHzステップですが
国内用に8KHzステップに変更してあります。
また1chを26.968MHzになるように変更してあります。
秘伝のタレを使い極秘の裏技により歯抜けチャンネルでも国内チャンネルの1chから8ch全てに対応出来るように改造しています。
ここが一番の肝となる改造です。
今回の改造は3個の水晶を山梨のメーカーで特注して交換してあります。
送信出力はキャリアでMax7W程出ていましたが欲張らず5W程度に抑えてきれいな電波が出ています。
その他サービスマニュアルに従ってPLL、VCO、受信、送信全ての19項目を調整してあります。
全てではありませんが怪しげな電解コンデンサも交換してあります。
今回の個体はアメリカから購入した物です。
とても古い無線機ですので本体価格はそれほど高くはありません。
しかし、米国からの送料が高価で辟易とします。
本体価格の5倍から8倍くらいの送料がかかります。
そして輸入税もかかってきます。
開始価格が少し高価ではありますがその辺をご理解下さると幸いです。
室内においてSG、周波数カウンター、電子電圧計、ダミーロード、パワー計で確認していますが
外部アンテナを繋いでの送信は使用実績がありませんのでご理解下さい。受信は海外を含めてガンガン聞こえてきます。
もちろんダミーロードで届く範囲の室内送信実験は行いました。
またお約束ですが半世紀近くたった古い無線機ですので一切の補償はございません。
PLL回路を理解してご自身でメンテナンスできる方を希望します。
最後に気になるチャンネル周波数表を以下に掲載しておきます。
1から23ch表示は無線機本体のチャンネル表示番号です。
☆印の付いている周波数が合法国内周波数です。
同じ周波数が重複しているところがありますが書き間違いではなく仕様になります。
☆1ch-26.968MHz 合法1ch
☆2ch-26.976MHz 合法2ch
3ch-26.984MHz
4ch-27.000MHz
5ch-27.008MHz
6ch-27.016MHz
7ch-27.024MHz
☆8ch-27.040MHz 合法3ch
9ch-27.048MHz
10ch-27.056MHz
11ch-27.064MHz
☆12ch-27.080MHz 合法4ch
☆13ch-27.088MHz 合法5ch
☆14ch-27.112MHz 合法6ch
☆15ch-27.120MHz 合法7ch
☆16ch-27.120MHz 合法7ch
☆17ch-27.144MHz 合法8ch
18ch-27.152MHz
☆19ch-27.144MHz 合法8ch
20ch-27.176MHz
21ch-27.184MHz
22ch-27.176MHz
23ch-27.216MHz
長くなりましたが、ご入札に当たりましては必ず当方の自己紹介および評価欄をご確認の上入札ください。