独DGGの歴史に残る超名演 LPM18283 フラット盤 フルトヴェングラー ハイドン 交響曲88番「V字」これ以上の演奏は永遠に出ない
独DGG LPM18283 mono 3/56 重量フラット盤 1LP
ハイドン:交響曲88番「V字」
フルトヴェングラー指揮ベルリン・フィル。
(1951年12月、ベルリン、イエス・キリスト教会にて録音)
シューベルト:交響曲第8番「未完成」
フリッツ・レーマン指揮ベルリン・フィル。
フルトヴェングラーにとってハイドンはめずらしいレパートリーで、セッション録音では交響曲が2曲あるだけです。
ここに出品するハイドンの交響曲88番は1951年12月、ベルリンのイエス・キリスト教会でのDGGオリジナルセッション録音です。録音担当は音響学者であり、DGGの録音部長であり、DGGのチーフエンジニアでもあったハインリッヒ・カイルホルツが担当しています。
このハイドンは同曲のレコードの中ではもちろんのこと、フルトヴェングラーの録音の中でもベストの一つとして挙げられる歴史的名盤なのです。
1998年にドイツ・グラモフォンが100周年を迎えた際に音友社から出版された本の中で、「100年間の間に制作された全てのドイツ・グラモフォンのレコードの中からあなたにとってベストの一枚を挙げてください。」という、答えるのが不可能なような質問が音楽評論家に与えられた記事がありましたが、その中で岩井宏之氏がベストの一枚としてあげたのがこの「V字」でした。
そこでは次のように述べられています。
「偉大なるベートーヴェン再現家(フルトヴェングラー)が、ハイドン第88番から、深さ、楽しさ、大きさといったものを引き出し、いわばハイドンの交響曲は、ベートーヴェンやモーツアルトのそれに引けを取らぬ魅力を示したのである。それまで極地味な存在だった第88番が、親しみのもてる輝かしい作品に変身するのを目の当たりにして、私は驚嘆した。フルトヴェングラーの偉大さに気づいたのは、この時からである。」
私もこの曲の素晴らしさに気づいたのはこのレコードを聴いた時で、この曲においてこれを超える演奏は永遠に出ないと断言できます。これで打ち止めです。
このハイドンは、有名なシューベルト「グレート」(LPM18015/6、おそろしい値段のするあの2枚組盤です)の第4面として登場したのが初出で、ここに出品する品はフリッツ・レーマンの指揮する「未完成」とカップリングして1956年に出しなおされた第2回の版です。
フリッツ・レーマンはイメージこそ地味ですが、戦中戦後の厳しい時期を通じてドイツの音楽に貢献した指揮者の一人でベルリン・フィルとも数多く指揮しています。DGGに膨大な録音を残し戦後のDGGのカタログ充実に大きな貢献を残しました。あの世紀の大ソプラノ、ロッテ・レーマンは実姉にあたります。
ここに出品するのはその56年に出されたチューリップ、ALLE HERSTELLER、195gの重さを持った重量極厚フラット盤という完璧な品です。
本品はとてもよく保存された美品です。
レコードは未使用盤ではなく、レーベル上のスピンドル跡こそありますが、良い装置で大切に聴かれていたのでしょう。検聴では「未完成」の第2楽章冒頭で小さなパチが3回出ただけであとはノイズ完全皆無というすばらしいコンディションでした。(実際にはB面にもきずがあるのですがそれは表面だけで音への影響は皆無です。)
DGGでは珍しい3面折り返し構造になったジャケットは、今から60年以上前の太古の品であるにもかかわらず出し入れ口の下側に4cmほどの破れ跡(内側から補修されています)があるだけで、表面は古さなりの自然な黄ばみがほんの少しあるだけで、汚れなどがまったくない美品です。
ハイドンの「V字」には興味もないという方は是非一度このレコードを聴いてください。この曲がどんなに良い曲かを知って驚かれることでしょう。クラシックのお気に入りレパートリーが一曲増えること請け合いです。
独DGGの歴史に残る超名盤をすばらしいコンディションのこの盤でご体験ください。
重量:287g (これに梱包材重量を足した総重量が送料の対象となります。)
安心してお求めいただける良質の品物の提供を第一に考えて出品しております。
音楽鑑賞に差し支えるような瑕疵のあるレコードは最初から出品しないようにしておりますが、レア盤などで瑕疵の存在にもかかわらず出品意義があるような場合には、その状態を明記して出品しています。
当方で出品するレコードはほとんどすべてが空気の乾燥したドイツで使用、保存されてきた品ですので、特別な表記がない限りジャケットにありがちなカビ、シミ、カビ臭などは一切ありません。
盤(外見を含む)の状態に関しては、検聴を行った盤に関して気が付いた点だけを書くようにしていますが、ノイズの出方や再生状態などは再生装置によって違い、その感じ方はきわめて主観的なものですので聴き手によって違います。またすべてのノイズを聴き取ることも書くこともできず、聴き逃しや見逃しもあるかもしれません。コンディションの説明はあくまで「大体の目安」とお考えください。(レコード特有の散発ノイズや盤質雑音などに関しては特に書きません。)
いかにきれいな品であっても中古LPは中古LPで、50-70年前の古い品も多くあります。
レコードにはノイズがあるのは普通とお考えいただき、ノークレーム、返品なしという前提をご了承いただいた上での入札をお願いいたします。
なお、古いレコードはたとえ新品でも長い年月の間に材料内成分の析出などにより小さなピチプチ雑音が出ることがあります。レイカの「バランス・ウォッシャー」やディスク・ユニオンの「レコクリン」などでクリーニングすればこれらが取り除かれてより美しい音を楽しむことが出来ますのでお聴きになる前のクリーニングをおすすめします。また、当方ではモノ・レコードはモノ専用カートリッジで聴いております。モノLPをステレオ・カートリッジで聴きますとモノ信号の再生に必要な水平方向の動き以外に垂直方向の動きも拾ってしまいますのでモノ・レコード本来の音が再生できないだけでなく、不要なノイズや雑音を拾うことにもなりますので、モノ・レコードはモノ専用カートリッジで再生されますことをお勧めします。
未開封新品においては中身のチェックができない未開封品であるがゆえのリスク(製造上の瑕疵、ソリ、カビ、ボックスセット内のクッション用スポンジの経年分解による粉汚れなど)もあり得ることをご承知おきください。(交換や返品はできません。)
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発送は基本的にゆうパック(おてがる版)となります。
LPの場合、ほとんどが80サイズでの発送となりますが、複数枚の品物をご落札頂いた場合でもある程度の厚さまで同一料金で送れます。(それ以上になりますとその厚さによってサイズが変わり、料金が上がってゆきます。)複数落札の場合は必ずオークション終了後すべてのアイテムを「まとめて取引」にして取引を始めてください。そうでないとのシステム上各商品に別々に送料がかかってしまいます。なお、後からの落札品で「まとめて取引」にできなかったアイテムを後から同梱にすることはシステム上できなくなりましたので、その場合は各取引ごとに送料をお支払いください。