
素晴らしいオールドヴァイオリンを出品いたします。
フランソワ・ブルトンの真作です。
パリのジャン・ジャック・ランパルの鑑定書が付属します。
裏板に焼き印:
BRETON
BREVETE
DE S.A.R.
サイズ:
BL: 361mm
UB: 168mm
CB: 118mm
LB: 209mm
一枚板の裏板はやや幅の広い美しいフレーム、表板は中央から端の方まで非常に細かい木目
裏板と良くマッチしたフレームの有るリブと堂々とした造形のスクロールを持っています。
ゴールデンイエローを感じる下地にオレンジブラウンの美しいニスが塗られています。
美しいアーチングを持ち、オリジナルネック、ボタンもオリジナル、ペグホールブッシング。
フィッティングはボックスウッド製、駒はAUBERT DE LUXEの古材を用い新弦でセットアップされています。
国内の超一流工房で修理費用約50万円程掛けて仕上げられた個体です。
この楽器の製作者Francois Breton(フランソワ・ブルトン、本名はジョゼフ・フランソワ・ブルトン)は
1780年仏ミルクール生1830年没、アングルーム公爵夫人(Duchesse d'Angourme)お抱え製作者と
して活躍。製作時期は1803年から没年まで。ランパルの鑑定書によればこの作品は1800年頃の作品。
参考市場価格は約220万円。それでも同時期のイタリアの楽器に比べると、楽器の性能の割には非常に安価だと
思いますし19世紀末から20世紀初めのトリノスクールは皆フレンチが手本でした。
その意味で、今後古いフランス楽器が再評価されると思っております。安価に売り切りしますので
ご検討頂ければと思います。尚、この製作者の商標は後に同じミルクールのラベルテ・アンベールに売却され
同社(及びJTL=ジェローム・ティボビユ・ラミー)によってBRETON商号の楽器が大量に生産されたために
オリジナルと工場製品がしばしば混同されている様ですが、本来のBRETON作品は立派な作品が多く
この様な誤解は大変に残念にも思います。
パリのジャン・ジャック・ランパルの鑑定書が付属します。フレンチでは世界最高の鑑定書です。
コンディション:
オリジナルネック、指板下に薄い敷板、ペグホールブッシング、表板アッパーバウツ低音側と
ロアバウツ低音側にリペアードクラック、低音側サウンドホールにウイングクラック、ボタンとネック
の間にリアングル施工時のかさ上げ修理、スクロールにリペア跡が散見されます。
19世紀極く始め頃の作品のコンディションとしては 総じて良好と言えます。
ニスはゴールデンイエローを感じる下地にオレンジブラウンのニスが塗られています。
非常にレスポンスの良い発声で、豊かな音量があります。第一級の名器と言えるでしょう。
子音の発声の美しさ、A線E線のハイポジションの音色は明るく美しい印象を受けます。
入札について:
誠に恐縮ではありますが評価の少ない方、評価の悪い方、キャンセル歴のある方は、当方の判断で
入札を削除させて頂いたり質問への回答を留保させて頂く場合があります。トラブル防止のためですので
御理解を頂いた上での入札をお願い致します。
発送方法:
GEWA(独)の角ケースに入れ、段ボール箱に緩衝材を用いて厳重梱包で発送致します。
ヴァイオリンディーラーが送って寄越す方法で梱包致しますので、ご安心ください。
全国ゆうパックの匿名発送で送料無料、即決です。