エミリオ・デ・カヴァリエーリ(1550頃~1602)
オラトリオ:「魂と肉体の劇」(全3幕)
圧倒的な説得力と表現力で聴かせる“最古のオラトリオ”カヴァリエーリ:魂と肉体の劇(全曲)超絶技巧の名手楽団と絶妙のからみを見せるのは鬼才ビズリー、そしてドミニク・ヴィス...!古くはE・レーラーの録音(NUOVA ERA)やマッケラスがカペラ・アカデミカ・ウィーンを指揮したARCHIVの録音(テオ・アダム、トロヤヌスら大歌手勢がK・エクヴィルツやエスウッドら古楽歌手と共演)、最近ではNAXOSのセルジォ・ヴァルトロ盤など比較的上質の録音にめぐまれてきた最古のオラトリオ「魂と肉体の劇」。しかしここに“比較的上質”などと生ぬるい言い草では収まらない、まさに決定盤ともうべきアルバムが登場いたしました。あっという間に2枚聴き終えてしまうエキサイティングな名演なのです。Alpha渉外のロシニョール女史いわく「ヨーロッパではすでに何カ国でも大成功をおさめている」とのこと。それもそのはず、Alphaの「タランテッラ」(Alpha503・AlphaSA503)で名をはせた英国人とナポリ人のハーフ・鬼才歌手マルコ・ビズリーが、独特の繊細かつエモーショナルな歌声で語り役をつとめており、「語りながら歌う」ということを追求していたカヴァリエーリの理想をまさに地でゆく彼の歌唱に、ついつい引き込まれてしまうのです。器楽合奏は、名手プルハル指揮のラルペッジャータという実力派団体。冒頭のシャーウィンの悠々と美しいコルネットの吹き口、隠れた名手スクプリクの闊達なヴァイオリン、指揮者プルハルの繊細なハープ...シンフォニアやインテルメディオなど器楽曲も少なくなく、随所に聴き所があふれています。歌手陣の豪華さもかなりのものです。Alphaではブクステフーデやシューベルトなどで名唱をきかせているオランダの音楽性豊かな名歌手ゾーメルの求心力ある歌もさることながら、注目は何といってもドミニク・ヴィスの参加! 彼がアンサンブルに参入したとたん場の空気が急に華やかになり、つい耳をそばだててしまいます。参加者ひとりひとりが驚くべき実力者ばかり、音楽性がぶつかりあい調和しあい至高の音楽絵巻が織りなされるこのアルバム、モンテヴェルディの大曲など好きな方には文句なしにおすすめできる傑作といえるでしょう。クリスティーナ・プルハル指揮ラルペッジャータ(古楽器使用)マルコ・ビズリー(テノール)
ヨハンネット・ゾーメル(ソプラノ)ドミニク・ヴィス(カウンターテナー)他
日本語解説付
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