【基本情報|Release Information】
レーベル:Animage
品番:28AGL-3039
フォーマット:LP
国:Japan
リリース年:1986年12月21日
タグ:Soundtrack, Orchestral, Japan, 1980s, Anime, Studio Recording
【構造と文脈|Structure & Context】
音響構造と知覚設計
本作『大樹』は、映画『天空の城ラピュタ』のサウンドトラックをフルスケールの交響的再解釈として再構築した作品であり、イメージアルバムや劇伴とは異なる軸で構造的に設計された「独立した音楽的宇宙」である。東京シティ・フィルによる60人規模の編成は、原曲の旋律的な親しみを保持しながらも、ストリングスの推進力とホルン/ティンパニの空間的重量を強調し、重力と浮遊の二重構造を音響的に体現している。
映画本編と同年にリリースされたこの「シンフォニー編」は、ジブリにおけるスコアと物語、録音と世界観の制度的連動性を再構築する試みとして、サウンドトラックの「別解」として機能している。ここで重要なのは、サントラ盤における「演出への奉仕」から解放され、音楽そのものが一つの語り手として作品全体を再編集している点である。
制作はアバコスタジオにて行われ、ミキシングや録音処理も空間音響の深度を強調するよう設計されている。中谷勝昭の指揮によって統制されたアンサンブルは、単なる伴奏ではなく、語りの主体としてのオーケストラを体現し、アニメ音楽という枠を超えて、独立した交響詩として自立している。
このアルバムはまた、1980年代メディアミックス戦略における「音楽=拡張された物語構造」の嚆矢とも言える存在であり、後の久石譲作品群──『風立ちぬ』『ハウル』などにおけるシンフォニック処理──の設計図としても位置づけ可能である。
【状態詳細|Condition Overview】
メディア:NM(ノイズ感極めて少なく、優秀な再生状態)
ジャケット:VG+(やや汚れ、使用感)
付属品:帯、インサート付属
【支払と配送|Payment & Shipping】
発送:匿名配送(おてがる配送ゆうパック80サイズ)
支払:!かんたん決済(落札後5日以内)
注意事項:中古盤の特性上、微細なスレや経年変化にご理解ある方のみご入札ください。完璧な状態をお求めの方はご遠慮ください。重大な破損を除き、ノークレーム・ノーリターンにてお願いいたします。