御存知！名手Uli Jon Roth初参加 初期Scorpions 過度期の傑作「Fly to the Rainbow」紙ジャケット仕様限定版 国内盤未開封新品でございます。
内容は言わずもがな。
ラインナップは初期名手揃い。
Rudolf Schenker(Rhythm G/Vo(二曲のみ))、Klaus Maine(Vo)、Uli Jon Roth(G/Vo/ナレーション、後にElectric Sun他)、
Francis Buchholz(B)、Jurgen Rosential(Ds)となります。
ゲストはAchime Kirschining(Key)となります。
プロデュースはFrank Bornemann。
(かの独Progressive Rock系バンド”Eloy”G/Vo。八十年代は独HR/HM系手掛ける。後にかの名バンド”Fair Warning”絡む)
１９７４年４月(当時西)独ミュンヘン”Musicland Studios”(録音エンジニアはかの”Mack”。ハウス・エンジニア時代はDeep Purple/Rainbow/
Electric Light Orchestra/Uriah Heep等手掛ける。プロデューサー独立後は”Queen”等手掛ける)
/同ゼーフェタール”Studio Maschen”での制作となります。
マイナーリリースとは言え1st傑作”Lonesome Crow”を制作。高評価を受けScorpionsは表舞台に登場となります。
Scorpionsが数々前座を務めた(当時西独を拠点とした)”U.F.O.”が”Beacon Records”との契約満了そしてMick Bolton脱退。
同じサイケ系名手Larry Wallis(Pink Fairies/Motorhead)を経て、
名手故Bernie Marsden(後にBabeRuth/Paice, Ashton & Lord/Whitesnake/Alaska等)加入という経緯を辿る事となります。
新規契約を求めてデモ録音制作。
その中で、ギタリスト不在の際に代理演奏を務めたMichael Schenkerがその創作に携わる事となります。
されど故Bernie Marsdenにかの名手故Cozy Powell”から”Cozy Powell's Hammer”結成の引き合いがあり、呆気なく脱退。
”U.F.O.”側はMichael Schenkerに加入を打診、また実兄たるRudolf Schenkerに譲渡を依頼する事となります。
Rudolf Schenkerは「弟の飛躍の為に」と同意。迷っていた弟Michael Schenkerの背中を押し、送り出す事となります。
その後Schenker/Meineは独Progressive Rock系バンド”Dawn Road”と合流。
そのUli Jon Roth/Francis Buchholz/Achim Kirschining/Jurgen Rosenthalと共に「第二期Scorpions」を構築する事となります。
また、Michael Schenker在籍時Scorpionsの好評に注目した”RCA”がアプローチ。
契約を結ぶ事となります(”One Shot Deal”で新作セールス等が好評ならば継続という感)。
契約がMichael Schenker音楽性絡みという事が有り、Michael Schenkerが残した原曲やアイデアを基に新作制作に乗り出す事となります。
制作末期にレコード会社/プロデューサーから「キーボード奏者をラインナップから外してはどうか？」との提案を受け、受諾。
(”The Rolling Stones”と似た経緯の感...................)
五人編成化の第三期と成り、新作完成を見る....................という経緯がございます..............................
さて、今作。
時代は１９７４年。
英国を中心とした”Art/Rock Movement”の最末期。
Genesis”The Lamb Lies Down on Broadway”、Yes”Tales from Topographic Oceans”等々長編大作主義大傑作が出揃うという時期。
前作同様その影響を強く受けたという感のある音楽性でございます。
制作開始時にはKey奏者含む「第二期六人編成」という事が窺えるという音楽性。
Symphonic Progressive Rock系音楽性が強く感じられるものでございます。
また、リズム面ではあれこれとアイデアを注ぎ込み、というもので、リズム隊の個性が非常に感じられるもの。
この辺りも当時の”Art/Rock Movement”の強い影響が感じられるというものでございます
メロディ感覚が後々のScorpionsのものに繋がるものがございますが、鋭角さが薄いもの。
メロディ担当たる名手Michael Schenkerの原曲/アイデアが基となる面が有り、その色が感じられるというものでございます。
但し、後々に繋がる非常に洗練された感の有るメロディアスさが非常に興味深いものでございます.........................
Uli Jon Rothの演奏はMichael Schenkerのそれを基にする面もあり、自身の個性を生かつつという感。
後の鋭角さと前衛さとは異なりますが、非常に印象深いものでございます。
前作”Lonesome Crow”に比べて随分と整理整頓された音楽性ではございますが、
HR/HM、Progressive Rock云々とカテゴリー化される以前の”Art/Rock”未細分化音楽性の魅力が強く感じられる作品でございます............
リリース後は以前よりも高評価を得るものの、セールスは..............という感。
但し、日本では８３位チャートインという意外な成績を残す事となります...........................................
”RCA”は契約更新を躊躇う事となりますが........................
その新体制”Scorpions”の音楽性/将来性に目を付けたのが、かのやり手プロデューサー”Dieter Dierks”。
その”RCA”と交渉。契約延長及び更新を持ち掛け強く説得。それら獲得に成功する事となります。
そしてバンド側にはそれら契約を持ち掛けつつ、
契約をDieter Dierks自身が制作保証すると言い、「作品１０作分に渡るプロデュース契約」を結ばせる事になります。
(かの米国名バンド”Chicago”と似た感が...........................)
成功への長い道程が始まる事となります..........................................
この機会に是非。
mercari代购
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